アフリカ/アジア/北アメリカ 文化遺産 (iii)/(viii)/(x) の世界遺産
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アフリカ/アジア/北アメリカ, 文化遺産, (iii)/(viii)/(x), 産業遺産/キリスト教/イスラム教
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ウズベキスタン、ホラズムの中心都市の一つで、オアシスの古都ヒヴァ。
17世紀前半ヒヴァ・ハン国の都となったこの街はアラル海に注ぐ河川の下流に位置し、二重の城壁に囲まれており、内城の壁をイチャン・カラ、外城の壁をディシャン・カラという。
宮殿やモスクなどが良好な保存状態で残されている。
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チュニジア、チュニスの南約140kmの地点に位置する旧市街。このスース旧市街は9世紀にアグラブ朝によって形成された。
スースの始まりは紀元前9世紀頃にフェニキア人が築いた古代都市である。カルタゴ、ローマ、ビザンツ、イスラムと支配する勢力が変遷してきた歴史を持つ。
現在はリバトという正方形の要塞や、大モスクなどを見ることができる。
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チュニジア首都チュニスの南方約160kmの地点にある聖都ケルアン(カイルアーン、カイラワーンとも)は「北アフリカのメッカ」とも呼ばれるイスラームの聖地である。
ウマイヤ朝がこの地を征服し、バグダードを模して都市が建設された。現在でも巡礼の季節には各地からイスラーム教徒が訪れている。
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甘粛省敦煌にある莫高窟(ばっこうくつ)は仏教石窟寺院の遺跡である。
オアシス都市であった敦煌はシルクロードの中継地点として発展した過去を持つ。
南北約1600mにわたり490もの石窟があり、そのうち約400の石窟の内部には、仏教の教えを描いた壁画や仏像が残されている。
また敦煌文書と呼ばれる経典や資料が偶然発掘されており、当時を研究する上での貴重なドキ...
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アーグラの南西約40kmに、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが築いた都城である。
幾何学的な都市計画に基づき設計されたこの場所は、宮廷地区とモスク地区に分けられていた。モスク地区には寺院ジャーミ・マスジドや「偉大なる門」の意味を持つ ブランド・ダルワーザが当時のまま残る。
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ヨルダンの首都アンマンの東方に位置する、クサイル・アムラとも呼ばれるアムラ城。
ハマムという浴場施設を等を有したウマイヤ朝時代の遺跡である。
イスラームでは珍しいデザインのフレスコ画に覆われている。
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リビア南西部の砂漠地帯で、アルジェリアとの国境近くに位置する、古くは紀元前12000前から紀元付近までに残された多数の岩絵群。
古いものから新しくなるにつれ①ゾウやキリンなどの大型の哺乳類の絵②狩猟の様子③家畜を放牧する様子④ラクダ等の砂漠の様子、と変遷しており同じ地でありながら時代によって生活様式や気候が変わったことを知ることができる。
登録国 |
リビア |
登録年 |
1985年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
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ベナン南部にかつてあったアフリカ人の国アボメー王国の王宮群。
この王国の民フォン人が土で作った建築物であり、王を象徴する壁画やレリーフで飾られている。
歴代の王は奴隷貿易の利権を独占しており、一帯は「奴隷海岸」と呼ばれることもあった。
世界遺産登録の前年に竜巻被害を受けたため、登録と同時に危機遺産リストに記載されたが2007年にはリストから脱した。
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トルコ北西部、ヨーロッパとアジア大陸の接点に位置しボスポラス海峡にまたがるイスタンブールは、ローマ帝国、ビザンツ帝国、そしてオスマン帝国の首都だった歴史をもつ都市。
歴史上数多くの名で呼ばれたことでも知られ、ビザンティウム、コンスタンティノープル、イスタンブルなどと支配者によってその名は変遷してきた。
現在でこそトルコ共和国の首都はアンカラに遷都さ...
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マハラーシュートラ州北部、ワゴーラー川の河岸にある断崖を500m以上に渡り断続的に掘って築かれた約30の石窟からなる古代の仏教石窟寺院群。
古くは紀元前2世紀に開窟されていたが一旦終了し、グプタ朝最盛期の5〜7世紀に再度作られた。
洞窟の種類としては、ストゥーパを安置したチャイティヤ窟、僧侶たちが住んでいたヴィハーラ窟がある。
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インド北部、ニューデリーの南約200kmにあるムガル帝国の旧都城であったアグラ城。
16世紀の第3代皇帝、アクバルの時代に建設が始まり、現在残る大部分は第5代皇帝シャー・ジャハーン時代のもの。
イスラム建築とヒンドゥー建築の融合が図られており、ムガル皇帝が両宗教の融和に心を砕いていたことがうかがえる。
「囚われの塔」とも呼ばれるムサンマン・ブルジュ...
登録国 |
インド |
登録年 |
1983年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
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スリランカ、セイロン島中央部の平原にそびえる高さ180mのシギリヤ・ロックの頂上にある宮殿跡。
シンハラ王朝のカッサパ1世により5世紀後半に建造された。
シーギリヤ・レディと呼ばれる女性の壁画が特に有名である。
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アルジェリア中部、サハラ砂漠の谷にある街の建築群。
ムサブにはもともと新石器時代から洞穴に住まう人々がいたと考えられている。
禁欲的なイスラム清教徒でイバード派と呼ばれるムサブ人は、長い流浪の末雨のほとんど降らないこの地に井戸や地下水路を作り、ガルダイアを中心とする五つのオアシス都市を形成した。防護壁に守られた市街には簡素なモスクや家屋が密...
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アルジェリアの首都アルジェ南東、約200kmのムシラに位置する、11世紀に造営されたイスラーム都市の廃墟である。
城壁や宮殿跡があり、モスクには高さ20mにもなるミナレットが残っている。
登録国 |
アルジェリア |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
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エジプト、カイロの南に約670kmのナイル川中流域に位置するエジプト新王国時代の遺跡。
第18王朝時代に繁栄し、ナイル川東岸にはカルナック神殿ルクソール神殿が、西岸であるいわゆる死者の都(ネクロポリス)にはラムセス2世やハトシェプスト女王の葬祭殿、砂漠丘陵地の王家の谷の墓地群がある。
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チュニジアの首都・チュニスの3万㎢にも及ぶ旧市街。
紀元前にはカルタゴの衛星都市であったこの地は、紀元7世紀にはイスラーム都市としてウマイヤ朝のハサン・イブン・アル・ヌウマーンによって新たな都市が築かれた。
ザイトゥーナ・モスク(大モスク)が象徴的にそびえ、文化・商業の中心として栄えた。
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シリア南西部ダマスカスは、紀元前3000年からの歴史を持つシリアの現在の首都。
イスラム世界初の王朝であるウマイヤ朝の首都としても繁栄した。
現在も残るウマイヤ・モスクは、元々ギリシャ正教の教会だったものを8世紀初めに大モスクに改造したものであり、現存する最古のモスクである。
16世紀にはオスマン・トルコの勢力下に入り、その後も商業都市としての性格を保ち...
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エチオピア高原の北東部、標高3000mのラリベラにあるキリスト教(エチオピア正教)の教会群。
13世紀初め、ザグウェ朝のラリベラ王が「第二のエルサレム」を建設するために、この地の岩を掘って教会群を作った。
キョルギス聖堂という十字形の聖堂が著名であり、他にもゴルゴタ・ミカエル聖堂やデナゲル聖堂などが残る。
1978年に世界初の世界遺産のひとつとして登録...