富士山ー信仰の対象と芸術の源泉

富士山ー信仰の対象と芸術の源泉について

標高3776mの成層火山であり、古来より信仰の対象となってきた日本の最高峰。
巡礼を通して「疑死再生」を試みるといった文化が生まれ、またそれらの信仰や畏敬の念が日本の美術にも多大なる影響をもたらし、多くの名画をはじめとした芸術作品を生み出した。
眺め拝む「遥拝」、自ら登る「登拝」といった参拝方法があり、今なお日本人の精神的支柱としての存在感を示している。

富士山域

https://upload.si-p.net/img/1500975972_pixta_17473663_S.jpg
富士信仰の中心であり御神体でもある富士山と、その周辺を含んだエリア。
・山頂の信仰遺跡群 (さんちょうのしんこういせきぐん)
・大宮・村山口登山道(現富士宮口登山道) (おおみや・むらやまぐちとざんど
う(げんふじのみやぐちとざんどう))
・須山口登山道(現御殿場口登山道) (すやまぐちとざんどう(げんごてんばぐ
ちとざんどう))
・須走口登山道 (すばしりぐちとざんどう)
・吉田口登山道 (よしだぐちとざんどう)
・北口本宮冨士浅間神社 (きたぐちほんぐう...
詳しく見る

富士山本宮浅間大社

https://upload.si-p.net/img/1500975688_fujisan_asama_taisha.jpg
806年、平城天皇が坂上田村麻呂に命じ創建された。
木花之佐久夜毘売命を祀る。二重の楼閣構造は浅間造りと呼ばれる。
詳しく見る

山宮浅間神社

https://upload.si-p.net/img/1501660059_Yamamiya-sengen-jinja_sandou.jpeg
静岡県富士宮市に位置する。
社殿を持たず、遥拝所から富士を拝む。
詳しく見る

村山浅間神社

https://upload.si-p.net/img/1500776296_pixta_26859028_S(1).jpg
静岡県富士宮市村山に位置する。
かつて神仏習合の地として栄えたが、神仏分離によって最盛期の賑わいを失った。
詳しく見る

須山浅間神社

https://upload.si-p.net/img/1500776596_pixta_7583012_S(1).jpg
須山口の浅間神社
所在地:静岡県裾野市須山柳沢722
詳しく見る

冨士浅間神社(須走浅間神社)

https://upload.si-p.net/img/1500976779_pixta_5721973_S(1).jpg
正式名称は「冨士浅間神社」だが「東口本宮冨士浅間神社」と呼ばれることもある。
木花咲耶姫命、大己貴命、彦火火出見命を祀る。
807年に社殿が造営された。
詳しく見る

河口浅間神社

https://upload.si-p.net/img/1500774079_pixta_10761534_S(1).jpg
祭神は浅間大神(あさまおおかみ)であり、これは木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を指すと言われている。
詳しく見る

冨士御室浅間神社

https://upload.si-p.net/img/1500977021_pixta_30145960_S(1).jpg
山梨県南都留郡富士河口湖町に位置する。
699年、藤原義忠によって創建されたと伝えられている。
詳しく見る

御師住宅(旧外川家住宅)

https://upload.si-p.net/img/1500776430_pixta_7570249_S(1).jpg
富士登山をする人々の世話をし、自宅を宿泊所として提供していた「御師」の家。
中でも外川家住宅は1768(明和5)年に建造され、御師の家の中で最古の歴史を持つ。
詳しく見る

御師住宅(小佐野住宅)

https://upload.si-p.net/img/1524672640_oshi_jutaku.jpg
富士登山をする人々の世話をし、自宅を宿泊所として提供していた「御師」の家。
1861年(文久元年)に再建され、御師住宅の平面構成を現在に伝える貴重な存在として知られる。
詳しく見る

山中湖

https://upload.si-p.net/img/1494209028_lake-yamanaka.jpg
富士五湖の中で最も南東の、南都留郡山中湖村中央に位置する。
詳しく見る

河口湖

https://upload.si-p.net/img/1500776512_reflection-849159_640.jpg
富士五湖の中で二番目の大きさを誇る。
湖全体が山梨県南東部の南都留郡富士河口湖町に属している。
詳しく見る

忍野八海:出口池

https://upload.si-p.net/img/1500775454_pixta_22605896_S(1).jpg
第一の霊場
1,467平方米
守護神は難陀龍王(なんだりゅうおう)
和歌「あめつちの ひらける時にうこきなき おやまのみつの出口たうとき」
詳しく見る

忍野八海:御釜池

https://upload.si-p.net/img/1500776087_pixta_22307414_S(1).jpg
第二の霊場
24平方米
守護神は跋難陀龍王(ばつなんだりゅうおう)
和歌「ふじの根のふもとの原にわきいづる水は此の世のおかまなりけり」
詳しく見る

忍野八海:底抜池

https://upload.si-p.net/img/1500775983_pixta_22541141_S(1).jpg
第三の霊場
208平方米
守護神は釈迦羅龍王(しゃからりゅうおう)
和歌「くむからにつみはきへなん御仏のちかひぞふかしそこぬけの池」
詳しく見る

忍野八海:銚子池

https://upload.si-p.net/img/1500775888_pixta_22541142_S(1).jpg
第四の霊場
79平方米
守護神は和脩吉龍王(わしゅきちりゅうおう)
和歌「くめばこそ銚子の池もさはぐらんもとより水に波のある川」
詳しく見る

忍野八海:湧池

https://upload.si-p.net/img/1500775668_pixta_10706732_S.jpg
第五の霊場
152平方米
守護神は徳叉迦龍王(とくしゃかりゅうおう)
和歌「いまもなほわく池水に守神のすへの世うけてかはれるぞしる」
詳しく見る

忍野八海:濁池

https://upload.si-p.net/img/1500775541_pixta_7570449_S(1).jpg
第六の霊場
36平方米
守護神は阿那婆達多龍王(あなばたつだりゅうおう)
和歌「ひれならす竜の都のありさまをくみてしれとやにごる池水」
詳しく見る

忍野八海:鏡池

https://upload.si-p.net/img/1500774227_pixta_17107030_S(1).jpg
第七の霊場
144平方米
守護神は麻那斯龍王(まなしりゅうおう)
和歌「そこすみてのどけき池はこれぞこのしろたへの雪のしづくなるらん」
詳しく見る

忍野八海:菖蒲池

https://upload.si-p.net/img/1500774828_pixta_7570400_S(1).jpg
第八の霊場
281平方米
守護神は優鉢羅龍王(うはつらりゅうおう)
和歌「あやめ草名におふ池はくもりなきさつきの鏡みるここちなり」
詳しく見る

船津胎内樹型

https://upload.si-p.net/img/1500776691_pixta_7582760_S(1).jpg
溶岩樹形と呼ばれる、溶岩の流れに樹木が飲み込まれその後内部の木が朽ち果てたことにより出来た空洞である。船津口登山道に近い。
詳しく見る

吉田胎内樹型

https://upload.si-p.net/img/1500775007_pixta_7570062_S(1).jpg
溶岩樹形と呼ばれる、溶岩の流れに樹木が飲み込まれその後内部の木が朽ち果てたことにより出来た空洞である。吉田口登山道に近い。
詳しく見る

人穴富士講遺跡

https://upload.si-p.net/img/1500773972_pixta_7579904_S(1).jpg
富士講の開祖である人物、角行(俗名:長谷川左近藤原邦武 1541〜1646)が修行したと伝えられる溶岩洞穴。
静岡県富士宮市に位置する。
詳しく見る

白糸ノ滝

https://upload.si-p.net/img/1500775359_pixta_22419510_S(1).jpg
静岡県富士宮市に位置する有名な観光スポットで、日本の滝百選にも名を連ねる。
溶岩断層からの湧水が高さ20mから複数流れ落ちており、その様が糸を垂らしているように見えることから白糸ノ滝と呼ばれている。
詳しく見る

三保の松原

https://upload.si-p.net/img/1500773831_pixta_9331241_S(1).jpg
静岡県静岡市の三保半島にある景勝地。半島に連なる3万を超える松林と、駿河湾を挟んだ富士の眺めが有名。
ICOMOSの勧告では除外が相当とされていたが、最終的に登録が認められた。
詳しく見る

概要

登録国 日本
登録年 2013年
登録基準 (iii)(vi)
分類 文化遺産
その他の特徴 その他宗教 / 火山

地図

ユーザーコメント

コメントを投稿するには会員登録が必要です。

会員登録してコメントする

225件のコメント