(vi)/(viii)/(x) イタリア の世界遺産
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(vi)/(viii)/(x), イタリア
世界最多級の登録数を誇る「屋根のない美術館」
ローマ帝国の栄華を伝えるコロッセオや、ルネサンスの花開いたフィレンツェ、水の都ヴェネツィアなど、西欧文明の根幹をなす遺産が国土全体に点在する。また、アマルフィ海岸やトスカーナの田園風景など、人と自然が調和した「文化的景観」の美しさもこの国の大きな特徴。
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英名:Via Appia. Regina Viarum
古代ローマ時代に建設された全長約580kmの主要街道。ローマとアドリア海沿岸のブリンディジを結び、「街道の女王」と称される。優れた土木技術と設計により、軍事的・戦略的な目的で築かれたが、沿道の都市の発展や新たな集落の形成、農業生産や貿易の促進にも寄与。ラツィオ州、カンパニア州、バジリカータ州、プーリア州にまたがる複数の遺構が一つ...
英名:Evaporitic Karst and Caves of Northern Apennines
イタリア半島を縦貫するアペニン山脈北部に見られる蒸発岩のカルストと数多くの洞窟。
総延長100km以上にもなる洞窟群は非常に密集しており、16世紀より蒸発岩の研究対照となっている。また、265mの深さの石膏洞窟を有している。
登録国
イタリア
登録年
2023年
分類
登録基準
(viii)
世界で最も活動的な成層火山の一つ、シチリア島東部にあるエトナ山。イタリアの活火山の中では飛び抜けて標高が高い。
ローマやギリシャの神話で数多くの舞台ともなったこの山は、文献上では少なくとも2700年前から継続的な噴火の記録が残っている。
火山活動は固有の植物相や、動物相を育んでおり、エトナ山は生態学的・生物学的プロセスの研究に一役買っている。
登録国
イタリア
登録年
2013年
分類
自然遺産
登録基準
(viii)
イタリア中部トスカーナ州に位置し、メディチ家が15~17世紀に築いた12の別荘と二つの庭園からなる遺産。
周囲の景観と調和した美しい造形は、ルネサンス時代のイタリアのみならず、ヨーロッパの別荘のモデルとなった。
ロンゴバルド王国 の残した、イタリア半島全土に及ぶ要塞、教会、修道院を含む7つの建築群で構成される。
6世紀から8世紀にイタリア半島を広く統治したロンゴバルド族が、古代から中世へと変貌を遂げるヨーロッパ、イタリア半島でキリスト教的・文化的に重要な役割を果たしたことを証明している。
イタリア北東部にある山地、ドロミーティ(ドロミテとも)は、標高3000mを超える山が18峰も連なる広大な山岳地帯である。名称はこの地を調査した地質学者デオダ・ドゥ・ドロミューに因む。
氷河に覆われた山肌、切り立った岩壁、狭く深い谷間が特徴的で、美しい山岳景観として知られている。
地形学の面でも特筆すべきところが多く、この地に由来するドロマイト (苦灰岩)が...
シチリア島東部にあるシラクサとパンタリカはから成る遺産。
シラクサはローマの政治家キケロ が「ギリシャの都市の中で最も美しい」と称えた街。神殿、劇場、円形劇場、要塞などの遺跡で構成されている。
パンタリカからは5000以上もの墓が発見されており、紀元前13世紀〜紀元前7世紀にかけてつくられたものである。また、ビザンツ時代の痕跡もみることができる。
両遺跡に...
オルチア渓谷(Val d'Orcia : ヴァル・ドルチャとも) は、イタリア中部トスカナ州シエナ県の農耕田園地帯である。
語源ともなったオルチア川が中央を横切り、美しい風景が拡がっている。周辺にはいくつかの街があり、中でもピエンツァとモンタルチーノが有名。
風光明媚なこの風景は多くの芸術家に影響を与たともいわれ、ルネサンス期の農村景観を今に残す貴重な遺産である。
登録国
イタリア
登録年
2004年
分類
文化遺産
登録基準
(iv)
, (vi)
スイスとイタリアの国境に位置するサン・ジョルジョ山は、標高1096mのピラミッド形をした山である。
森林に覆われた緑豊かな山だが、最も評価された点は中生代三畳紀(2億4,500万年前 - 2億3,000万年前)の海洋生物の化石が多数発見される地層を有していたというところ。
2003年にスイス単独の世界遺産として登録されたが、2010年にはイタリア側もされた。
登録国
イタリア , スイス
登録年
2003年
分類
自然遺産
登録基準
(viii)
イタリア中部、ローマの東約30kmにある丘陵にある町ティボリはラチオ州の都市で、古代からのローマ人別荘地である。
北イタリアの有力な貴族エステ家の別荘は、枢機卿イッポリート・デステ によって建てられた総面積4万平米を超える邸宅である。
特に庭園が個性的かつ著名で、ヨーロッパ庭園の発展上のモデルともなった。
イタリア中部ウンブリア州にあるアッシジは、13世紀の新都市化とともに栄え、フランシスコ会の創立者である聖フランチェスコ が生まれたことで著名な町。
聖人の遺骨を埋葬するサン・フランチェスコ聖堂は1228年に建てられたもので、ゴシック建築の代表作 として知られる。
シチリア島の北岸沖に位置する、リーパリ諸島とも呼ばれるエオーリエ諸島は、火山群島として知られる。
火山という単語であるヴォルケーノの語源となったヴルカーノ島 や「地中海の灯台」と呼ばれるストロンボリ島 など、著名な火山の宝庫である。
また、重要野鳥生息域でもあり、絶滅危惧種の鳥類が多数生息している。
登録国
イタリア
登録年
2000年
分類
自然遺産
登録基準
(viii)
紀元前181年、イタリア北部ポー平原に建設された植民市アクィレイア。
初期ローマ帝国において繁栄したが、アッティラによって5世紀頃滅ぼされた。後に東方正教会の中央ヨーロッパへの布教地点 となり、中欧への伝道に重要な役割を果たした。
バシリカは4世紀の建築物の廃墟の上に11世紀に再建されたもの。バシリカ周辺の発掘では、ローマ時代の遺跡も発見されている。
イタリア北部、エミーリア・ロマーニャ州の都市フェッラーラは、同国最長のポー川下流のデルタ地帯に位置する。
4世紀頃からエステ家の所領として発展し、居城であるエステンセ城 やスキファノイア宮殿などが作られた。
ビアージョ・ロセッティ の設計した街区はヨーロッパ初の近代都市としての側面を覗かせ、フィレンツェが衰えた15~16世紀の後期ルネサンス期には文学...
イタリア中部トスカーナ地方のピサは紀元前2世紀にローマ帝国の貿易拠点として始まり、11世紀~13世紀に栄えた都市。この地は1063年のパレルモ沖海戦 に勝利したことなどにより地球海航路の大半を支配下に置いた。
ドゥオーモ広場の大聖堂は荘厳で、トスカーナ地方における聖堂建築のモデルとなった。
また、軟弱な地盤により傾いてしまった鐘楼は「ピサの斜塔 」として...
イタリア北東部、アドリア海に浮かぶ約120の小島の上に造られた水の都ヴェネチア(ベニス、ベネチアとも)。
176の運河と約400もの橋がそれぞれの島を結んでおり、ゴンドラの行き交う風景は独自の景観を生み出している。
ヴェネト人が潟(ラグーナ) に定住したのが始まりで、その後本格的な建物が時代とともに作られてきた。
832年に創建されたサン・マルコ寺院 をは...
イタリア、トスカーナ地方のフィレンツェは文化・芸術の復権運動「ルネサンス」の震源地である。
中世に毛織物業や金融業で栄え14世紀には13万人もの人口を擁する商業都市となったこの場所で、金融を生業とするメディチ家が台頭した。この大パトロンの元でルネサンスは花開くことになる。
特にフィレンツェでシンボリックな建物であるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 ...
イタリア、ローマは紀元前1世紀から後5世紀にかけて地中海全域を支配したローマ帝国の首都であった。
帝政ローマの時代には神殿や劇場、闘技場など様々な大規模建造物が作られた。4世紀にコンスタンティヌス帝 がキリスト教を公認すると、教皇の住まうカトリックの中心地としてキリスト教の聖堂群が建造された。
構成遺産はコロッセウム(コロッセオ)やパンテオン、フォロ・...
イタリア北部、ロンパルディア地方のカモニカ渓谷(ヴァルカモニカ)一帯にみられる壁画群。
先史人類が紀元前8000年辺りから紀元前1世紀にローマ帝国に侵攻されるまで8000年に渡り描き続けた 。
滑らかな岩肌に約2400箇所、13万点以上が存在している。