都市伝説?古代の謎が残る世界遺産
世界遺産プラス編集部
2018年11月25日

未確認生命体、古代戦争、予言etc...世界遺産にまつわる都市伝説が実はたくさんあるってご存知でしょうか。今回は多くの謎や都市伝説が語られる世界遺産を集めてみました…それでは見てみましょう。
  • ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群

    カッパドキアは多くの謎が残る絶景の奇岩群、そして地下に張り巡らされた遺跡です。
    数万人を収容できるカイマクル地下都市をはじめとして縦横無尽に張り巡らされた地下都市がカッパドキアでは数多く発見されています。
    では一体なぜこのような地下都市が造られたのでしょうか?
    一説には紀元前400年~600年のヒンズー教教典の中の物語の中から、古代に起きたという伝説が残る「核戦争」から逃れるためのシェルターであったと言われています。
    その描写があまりにもリアルで、その頃の地層に砂の1500度以上の高熱を浴びせないと出来ないガラス化状態になった現象は起きたことから「古代核戦争」説が浮かび上がったのだそうです。更には、石や砂からもこのガラス化現象が起きているのが発見されています。
    また発掘された人の死骸には、放射能反応が出たものもあったそうです。
  • ナスカとパルパの地上絵

    世界最大のオーパーツともいわれる「ナスカの地上絵」。このナスカの地上絵は誰がいつ何のために描いたのでしょうか?
    謎多きナスカの地上絵の近くで、昨年まるで宇宙人にしか見えない3本の長い指を持つ奇妙なミイラが発掘されました。
    このナスカの地上絵には様々な説が主張されているのですが、その中の一つに「未確認飛行物体の発着場」があります。
    どうやって書かれたか未だ判明しておらず、宇宙人が地球を訪れた際にナスカの地上絵を描いたと考えるならば、全長50kmにもなる矢印や200m以上の地上絵の書き方が地球社会において判明していない事にも説明がつきます。そして奇妙なミイラが発見された事により、この説がより濃厚になりました。
  • マチュ・ピチュの歴史保護区

    マチュピチュはアメリカの探検家ハイラム・ビンガムがビルカバンカ(インカ帝国最後の都市)を探している中で1911年に発見されました。
    ビルカバンカはインカ帝国が1511年のスペインによる侵略から逃れてつくりあげられ、そして1533年にスペインの侵略により滅亡してしまった都市であり、長い間失われた伝説の都市として語り継がれてきました。
    ハイラム・ビンガムはマチュピチュこそが“インカの失われた都市「ビルカバンカ」であると主張したが、彼の死後マチュピチュから50キロメートル西に建てられていたという説が有力となりました。
    しかしマチュピチュには今なお多くの謎が残ります。
    マチュピチュ遺跡に残る建造物は数十tもの巨大な石は、運搬技術をもたなかったインカ文明の下絶壁の中どこから石材を調達して山頂まで運んだのか。
    現在も残る豊富な水が流れている水路、しかしその水源は現代も判明していません。
    毎朝発生する霧が大地に染み込んで水路に流れ出るという説もありますが、農耕や生活を補う程の水量を確保できたのかは疑問です。
    そしてUFOが多く目撃されている場所でもあります。世界七不思議のひとつに数えられるマチュピチュには、数多くの謎が未だ残ります。
  • バチカン市国

    キリスト教カトリックの総本山バチカン市国。
    このバチカンは世界最高峰のセキュリティを誇るコンピューターシステムを持ち、バチカンに関するありとあらゆるデータが保存されていると言われているいます。
    バチカンのコンピューターセキュリティはアメリカの国防総省より強固と言われ、そのセキュリティくを破るため世界中のハッカーが奮起する中ついに一人の男性がバチカンのシステムへのハッキングに成功しました。
    バチカンはその男性を処罰はせずにそのままコンピューターセキュリティの最高責任者として迎え入れたのです。
    しかしある日突然技師として雇っていた元ハッカーが莫大な情報へのアクセスコードを持ったまま失踪しました。
    その後天才ハッカー失踪後の2013年にベネディクト16世がローマ法王を自ら退位することとなります。
    想像を絶する権力争いがあると言われているローマ法王の座。ローマ法王が自ら退位するのは700年ぶりであるため、退位せざるを得ないほどの危険な情報が天才ハッカーにより奪われたのではないかと噂されているのです。
    もしかしたら、近いうちにその内容を聞いた当時のローマ法王パウロ6世がその場で卒倒したという”ファテイマ第3の予言”が流出するかもしれません。
  • タッシリ・ナジェール

    アルジェリアで古くは新石器時代までさかのぼる壁画群であるタッシリ・ナジェールには見るからに奇妙なデザインの人物が描かれています。

    それは「セファールの白い巨人」と呼ばれており、他の人物画よりも極端に大きく、また肘や頭には異様とも言える突起物が生えているのです。

    他の壁画は当時そこに住んでいたであろう動物や日常生活の様子などであり一見して何が描かれているかは判別できるのですが、この巨人の意味するところは今もって謎に包まれています。

    彼らの信じる神を具現化したものなのか、はたまた宇宙人なのか、あるいは太古の昔に地球上に生きていた巨人族なのか…様々な説が飛び交っているようです。
  • バイカル湖

    ロシアのバイカル湖は世界で最も深く、透明度も世界一で、さらに淡水量も世界一という巨大な湖です。
    20世紀初頭、時はロシア革命真っ只中に起こったとある出来事によってこの場所には不思議な都市伝説が生まれました。

    赤軍に追われた帝政ロシア側、いわゆる白軍は何十万人というキャラバンを編成し東へと敗走していました。ちょうどこのバイカル湖に差し掛かった一行は凍った湖面を突き進むしかありませんでした。その時です、不運にも強烈な寒波が人々を飲み込み全員が凍死してしまったと伝えられています。
    雪解けの時期が訪れると、数十万の遺体はバイカル湖の底へ沈んでしまいました。一行が運んでいた大量のロマノフ金貨と共に。

    「バイカル湖の悲劇」として語られるこの出来事ーーいつかバイカル湖底からおびただしい量の財宝が発見されたというニュースが飛び込んでくるかもしれませんね。
  • ギョベクリ・テペ

    トルコの南東部で近年発見されたギョベクリ・テペは新石器時代のもので、人類最古の遺跡と言われています。
    教科書で習う四大文明(エジプト・メソポタミア・インダス・黄河)よりも古いとされるこの場所には不思議な謎がいくつも存在しているそうです。

    石が円形に並べられた遺構は神殿のような宗教施設であったと思われていますが、なんと周辺に人が住んでいた形成がないそうです。つまり、何もないところに突如として出現したように見えるとか。

    では一体誰が何の目的で作ったのでしょうか?考古学的検証はさておき、都市伝説的には「アヌンナキ」と呼ばれる人間よりも進んだ宇宙人が作ったと考えられています。
    アヌンナキは人間に様々な技術を伝えたそうです。そんな馬鹿な、とお思いですか?まあ肩の力を抜いて下さい。あくまで都市伝説です。

    またこれが作られた時期がおよそ1万年周期で訪れる「フォトンベルト(詳しくは他の場所に譲ります)」通過時であったことからも、人類をより高次に押し上げる現象が起こったのではないかという文脈で語られることもあります。



    いかがだったでしょうか。世界遺産は古代の遺跡が多く様々な謎が残る場所も少なくありません。他にも伝説や謎がある世界遺産があれば是非教えてくださいね。
    …おっと、言い忘れていました。信じるか信じないかは、あなた次第です!