(iii)/(x) 建築/壁画/砂漠 2級/4級 の世界遺産
選択した項目: (iii)/(x), 建築/壁画/砂漠, 2級/4級
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ブコビナ・ダルマチアの主教座施設
ウクライナのチェルニウツィー作られた宗教建造物群。 チェコ人建築家ヨセフ・フラヴカの設計で1864〜82年に建設された。 ドームに覆われた十字架型の神学校教会や、男子修道院、庭園等が作られたこの地は、ビザンツの影響とともにウクライナの民族文化も取り入れられており、オーストリア・ハンガリー帝国の寛容性が示されている。
登録国 ウクライナ 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
アツィナナナの雨林群
マダガスカル島東部に広がる約4,800k㎡の広さをもつ6つの国立公園からなるアツィナナナの熱帯雨林。 この世界で4番目に大きい島はかつて6,000万年ほど前に大陸と切り離され孤島となったため動植物共に独自の生態系が形成された。熱帯雨林に生息する動植物のうち、その80~90%が固有種である。また多くの絶滅危惧種の哺乳類も見られる。 2010年、密漁と森林の不法伐採...
登録国 マダガスカル 登録年 2007年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
紀伊山地の霊場と参詣道
一般的には「熊野古道」の名称で知られ、日本で初めて『道』が登録対象となった遺産であり、また日本初の「文化的景観」でもある和歌山、三重、奈良にまたがる文化遺産。 紀伊半島・紀伊山地にある、自然崇拝を起源とする「熊野三山」(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)と「高野山」、「吉野・大峯」に参詣道を含む広範囲に渡る遺産。神仏習合の宗教観を残す。 20...
登録国 日本 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
シングヴェトリル国立公園
付近は大西洋中央海嶺の地上露出部分であり、西に北米プレート、東にユーラシアプレートが広がり各地にギャオという割れ目を観測できる。 活発な火山帯に位置するシングヴェトリル国立公園。930年、植民してきた豪族たちが連合して、ここでアルシング(Alþingi)という全国会議を開催。1798年まで毎年、ノルウェー法にならった立法活動が続けられてきた。この間、全国的な統治...
登録国 アイスランド 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
ドイツ北西部、自由ハンザ都市ブレーメンの州都であるブレーメン。 そのマルクト広場にある旧市庁舎(ラートハウス)とローラント像は、神聖ローマ帝国の下での市民権と商業権の拡大を象徴する文化遺産。 ローラントはカール大帝に使えた騎士であり英雄である。剣と盾を携え佇む像は高さ5.5mで、15世紀に作られた。 旧庁舎は、15世紀はじめにブレーメンがハンザ同盟...
登録国 ドイツ 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群
ポーランド南西部のバゥブジフ州に位置するヤヴォルとシフィドニツァの2つの平和教会。 共に17世紀中頃の宗教紛争の時建設されたものであり、木造教会としてはヨーロッパ最大であった。 三十年戦争を経てこの地ではカトリックが優位となったが、プロテスタントに対する寛容性を示すためにこれらの平和教会はカトリック的様式でありつつも新教のルター派教会と...
登録国 ポーランド 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群
カザンはロシア中部の都市であり、このカザン・クレムリンは国内で現存する唯一のタタールの要塞である。 元々はカザン・ハン国の首都であり、イスラームとして繁栄した経緯を持つが、16世紀にイワン雷帝に征服されるとキリスト教化された。 しかしながら後になってモスクが再建されるなど、イスラームとキリスト教の平和的な強調が際立って評価されるに至った。
登録国 ロシア 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
エチミアジンの大聖堂と教会群及びズヴァルトノツの古代遺跡
トルコのアララト山の北に約50km程、アルメニア中西部エチミアツィンの町はキリスト教世界となった4世紀に独自の狭義をもつアルメニア教会の中心地となり、301年にアルメニア教会初の大主教座が置かれた。 その後改修されたビザンツ様式の特徴を示している。 ズヴァルトノツでは7世紀創建の聖堂や王宮の跡が残る。
登録国 アルメニア 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ピントゥラス川のクエバ・デ・ラス・マノス
アルゼンチン南部のサンタ・クルス州、パタゴニア地方を流れるピントゥラス川流域の渓谷にある洞窟。クエバ・デ・ロス・マノスは「手の洞窟」という意味。 800以上の手形が残っており、ほとんどが左手を型取ったのものである。 これらは古くは1万年以上前から紀元後まで、長期に渡り描かれ続けてきたものであるとみられている。
登録国 アルゼンチン 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (iii)