シングヴェトリル国立公園

シングヴェトリル国立公園について

付近は大西洋中央海嶺の地上露出部分であり、西に北米プレート、東にユーラシアプレートが広がり各地にギャオという割れ目を観測できる。
活発な火山帯に位置するシングヴェトリル国立公園。930年、植民してきた豪族たちが連合して、ここでアルシング(Alþingi)という全国会議を開催。1798年まで毎年、ノルウェー法にならった立法活動が続けられてきた。この間、全国的な統治機関は存在しなかったが、世界最古といわれる議会のアルシングはアイスランド人の統合の象徴となった。アルシングの遺跡には、芝と石で造られた50ほどの仕切り席の断片や、地下に埋もれている10世紀の遺跡などがある。また18~19世紀の農耕の遺跡やシングヴェトリル教会、周辺の農場やシングヴェトリル湖に生息するアルプスイワナなども貴重である。

概要

登録国 アイスランド
登録年 2004年
登録基準 (iii)(vi)
分類 文化遺産
その他の特徴 文化的景観 / 火山 / 国立公園

地図

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