アフリカ/アジア/北アメリカ 文化遺産 (iv)/(viii)/(x) の世界遺産
選択した項目:
アフリカ/アジア/北アメリカ, 文化遺産, (iv)/(viii)/(x), 産業遺産/壁画/河川・湖
検索結果 20 件中 1〜20 件表示
並び順 :
-
英名:Tr’ondëk-Klondike
カナダ北西部の亜寒帯地域、ユーコン川沿いに位置するトロンデック=クロンダイクは19世紀に起こったゴールドラッシュで知られた地域。
「ファースト・ネーション」と呼ばれるカナダ先住民と入植者の関係を表す遺産となっている。
登録国 |
カナダ |
登録年 |
2023年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
|
-
英名:Trans-Iranian Railway
イラン北部のカスピ海と南部のペルシャ湾を結ぶ、全長1,394kmの鉄道。
1927年から1938年にかけて建設されたこの鉄道は2つの山脈と高地や平野など様々な環境の中を通されており、大小数多くの橋と224にも及ぶトンネルが作られている。
登録国 |
イラン |
登録年 |
2021年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (iv)
|
-
英名:Ombilin Coal Mining Heritage of Sawahlunto
スマトラ島西部に位置するこの鉱山は、オランダ統治時代にヨーロッパの技術によって石油採掘、加工および輸送の設備が作られた。
登録国 |
インドネシア |
登録年 |
2019年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (iv)
|
-
幕末から明治期、19世紀後半から20世紀初頭の日本において建造・構築された産業遺産群である。
製鉄・鉄鋼・造船・石炭などの基幹産業とそれらを支えた教育関連等の23遺産からなり、九州・山口県を中心に東海・東北まで広範囲に広がっている。
非西洋国家でありながら初めて、極めて短期間に近代化に成功した世界史上特筆すべき業績を示している。
稼働中の資産を含むため、...
登録国 |
日本 |
登録年 |
2015年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (iv)
|
-
富国強兵・殖産興業に主眼を置き近代化を図った明治政府の主導で、フランスの養蚕技術を導入し再現してみせた富岡製糸場を含む絹産業遺産群である。
製糸場はフランス人技師ポール・ブリュナを招聘し1872年に完成した初の官営器械製糸場である。
登録国 |
日本 |
登録年 |
2014年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (iv)
|
-
中国の8つの省に渡り、北京から浙江省にまで至る総延長2000kmにも及ぶ大運河。世界遺産の対象となっているのは6省1000km程の運河と関連遺跡である。
5世紀から開削が始まり7世紀、隋の煬帝の時代に完成した。中国の主要河川である黄河や長江を相互に結んでおり、この運河が中国の経済と文化交流にもたらした影響は計り知れない。特に有名なのは黄河と淮河を結ぶ通済渠である。
-
セネガルのサルーム・ジョンボ・バンジャラの3つの河川とそれらの支流によって形成された三角州である「サムール・デルタ」で、約5,000k㎡の範囲に及ぶ。
200以上の小島、マングローブの森、乾燥林、汽水域の水路などがあるこの地域は自然遺産ではなく文化遺産(文化的景観)としての登録である。それを決定付ける要素として、218の貝塚が発見されており、28の貝塚型の古墳か...
-
インド北部ジャイプールにあるジャンタール・マンタル(ジャンタルマンタルとも)は、18世紀初めにこの地を治めていたマハラジャのジャイ・シン2世により建てられた天文観測施設群である。
レンズ越しでなく裸眼で天体の位置を観測できるように設計されていた。
北極星を指す天測儀サムラート・ヤントラは子午線や天測距離を測るものであった。
-
山西省に位置する五台山は字の如く「5つの台地を持った山」という意味である。
中国国内では最も早く仏教が栄えた、文殊菩薩の聖地とされている。
唐時代の木造建築のなかで最も高くそびえる佛光寺の東大殿には等身大の塑像があり、明時代の殊像寺の巨大な壁画は、五百羅漢像を配し、三次元で山河が描かれている。
-
オタワとキングストンを結ぶ運河として、19世紀に作られた北米で最も古い運河。全長は200kmにも及ぶ。
カナダを植民地としていたイギリスが、アメリカからの侵攻に備えるための物資運搬ルートとすることを主な目的として作られた。水位を調節するために数多くの閘門を備えることでも知られている。
現在では冬になるとスケートリンクとして使用されることもあり、ギネスに「世界一長...
登録国 |
カナダ |
登録年 |
2007年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (iv)
|
-
北朝鮮、平壌近郊に位置するする高句麗王国中・後期に建造された63基の古墳からなる遺産である。
日本の高松塚古墳に影響を与えた可能性がうかがえる。
北朝鮮初の世界遺産として2004年に登録された。
-
イラン北西部の西アゼルバイジャン州、火山帯の渓谷に位置する主にササン朝時代に築かれたゾロアスター教の古代遺跡。タフテ・スレイマーンは「ソロモンの王座」という意味である。
遺跡は火口湖を中心に配置されており、ソロモン王がこの湖に怪物を閉じ込めたという伝説が語り継がれている。
-
インド国内において、現在も稼働している3つの山岳鉄道である。
1999年にまずダージリン・ヒマラヤ鉄道が登録され、2005年にニルギリ鉄道、2008年にカールカ・シムラー鉄道が追加された。
これらの山岳鉄道は主に紅茶の輸出や避暑地への移動の目的で、英国の技術によって植民地であったインドに作られたものである。
登録国 |
インド |
登録年 |
1999年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (iv)
|
-
廬山(ろざん)は江西省九江市南部にある山で、中国文明の精神的中心地の一つとされる。
この山に残る美しい自然や、霧・霞に覆われたその幽玄な佇まいは宗教・文化・芸術の源泉となった。
-
ジョージアの首都トビリシから西へ約2000kmのクタイシに位置する。
ゲラティ修道院は12~17世紀にかけて建築された保存状態良好で壮麗なモザイク画と壁画が残るグルジア中世建築の代表的建造物。
1994年に「バグラティ大聖堂とゲラティ修道院」として登録されたが、バグラティ大聖堂の真正性と完全性を損なう改築が行われたことを受けて2017年にバグラティ大聖堂は登録範囲から外さ...
登録国 |
ジョージア(グルジア) |
登録年 |
1994年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
|
-
甘粛省敦煌にある莫高窟(ばっこうくつ)は仏教石窟寺院の遺跡である。
オアシス都市であった敦煌はシルクロードの中継地点として発展した過去を持つ。
南北約1600mにわたり490もの石窟があり、そのうち約400の石窟の内部には、仏教の教えを描いた壁画や仏像が残されている。
また敦煌文書と呼ばれる経典や資料が偶然発掘されており、当時を研究する上での貴重なドキ...
-
ヨルダンの首都アンマンの東方に位置する、クサイル・アムラとも呼ばれるアムラ城。
ハマムという浴場施設を等を有したウマイヤ朝時代の遺跡である。
イスラームでは珍しいデザインのフレスコ画に覆われている。
-
ベナン南部にかつてあったアフリカ人の国アボメー王国の王宮群。
この王国の民フォン人が土で作った建築物であり、王を象徴する壁画やレリーフで飾られている。
歴代の王は奴隷貿易の利権を独占しており、一帯は「奴隷海岸」と呼ばれることもあった。
世界遺産登録の前年に竜巻被害を受けたため、登録と同時に危機遺産リストに記載されたが2007年にはリストから脱した。
-
スリランカ、セイロン島中央部の平原にそびえる高さ180mのシギリヤ・ロックの頂上にある宮殿跡。
シンハラ王朝のカッサパ1世により5世紀後半に建造された。
シーギリヤ・レディと呼ばれる女性の壁画が特に有名である。
-
アラビア半島最南部の国イエメンの内陸にあるスルタンの城郭都市。古来より交易拠点として栄え、伝統的に日干しレンガでつくられた高層家屋が密集する独特の景観を示している。
アラビア半島最大のワジ(枯れ川)の谷に位置することから雨季になると度々洪水に見舞われてきた歴史を持つ。そのため高層建築を作るようになったとされており、現存する最古の建物は10世紀ごろのも...