(i)/(x) 壁画/墓 / 廟/滝 の世界遺産
選択した項目: (i)/(x), 壁画/墓 / 廟/滝
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チリビケテ国立公園「ジャガーのマロカ」
英名:Chiribiquete National Park – “The Maloca of the Jaguar” コロンビアでは国内最大の保護区。 2万年以上昔の75,000点を超える岩陰遺跡や岩絵が残り狩猟の場、戦い、踊り、儀式が描かれている。 権力と豊饒の象徴であるジャガーは崇拝され、また住居跡はなくこの場所は神聖な場所だったと考えられている。
登録国 コロンビア 登録年 2018年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (ix) , (x) -
ナン・マドール:東ミクロネシアの儀式の中心地
ミクロネシア連邦のポンペイ州に位置するナン・マドール(現地の言葉ではナンマトル)は、玄武岩とサンゴの巨礫岩の壁で作られた多くの人工島の遺跡。 13世紀から15世紀の間に建てられた石造りの宮殿や寺院、墓所や居住地域が残っており、シャウテレウル朝の宗教的儀式の中心地とされる。 泥が沈殿しそこから生えるマングローブが遺跡を覆い尽くしている状況が懸念され危機遺産リス...
登録国 ミクロネシア連邦 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vi) -
アンテケーラのドルメン遺跡
スペインの南部アンダルシア地方・アンテケーラ(アンテケラとも)に残るヨーロッパの先史時代を代表する巨石群。 ドルメンとは先史時代の巨石遺跡であり、登録されたのはアンダルシア地方中心部のメンガとヴィエラの両ドルメン、およびエル・ロメラルの円形墳の3つの巨石記念物と、2つの山。 これらの巨石建造物は、新石器時代から青銅器時代にかけて築かれ、まぐさ石による屋根や...
登録国 スペイン 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
アルデシュ県ポン・ダルクの装飾洞窟:ショーヴェ・ポン・ダルク洞窟
フランス南東部、アルデシュ県の石灰岩台地に位置するのショーヴェ・ポン・ダルク洞窟では、世界最古級の壁画が1000点以上も残されている。 オーリニャック期と呼ばれる3〜3.2万年前の壁画群が、1994年に洞穴学者ジャン=マリー・ショーヴェらによって発見された。 人類最古の天才的な絵画表現の証拠として非常に価値が高いものである。
登録国 フランス 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
ゴンバデ・カーブース
イラン北部、ゴレスターン州に位置する11世紀初頭に建設された高さ53mの墓塔。 壁面に刻まれた文章では、1006年にズィヤール朝4代皇帝のカーブースが自身のために建てたと記されている。 幾何学的なデザインで、内部は空洞となっており円筒状である。後にアナトリアから中央アジアまでこの塔の影響下にあると思われる建造物が作られることとなった。
登録国 イラン 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
エディルネのセリミエ・モスクと複合施設群
トルコの最西端、東トラキア地方の国境地帯に横たわるエディルネ県に位置しかつてオスマン帝国の事実上の首都であったエディルネ。 中心に巨大なドームと周囲に細い4本のミナレットを持つセリミエ・モスクは、建築家ミマール・スィナンが手掛けた、イスラーム建築の最高到達点の1つとされている建造物である。 また内装においても芸術性は顕著で、イズニク・タイル使...
登録国 トルコ 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区
オランダの首都アムステルダムの運河地区にある歴史的町並みは、16世紀末〜17世紀初めにかけて新しい港湾都市計画の一環として建設された。 運河は旧市街から一番外側のジンフェルグラハトまで扇形に広がり、その運河システムを用いて湿地から排水をし、間を埋め立てながら都市自体を拡張していくという事業計画であった。 埋め立て地には、切妻屋根の家や数多...
登録国 オランダ 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
メキシコ国立自治大学(UNAM)の中央大学都市キャンパス
メキシコ・シティ南部に位置するメキシコ国立自治大学(Universidad Nacional Autonoma de Mexico:UNAM)は、中南米最大規模の大学で、1551年に新大陸において設立された最初の大学のひとつ。1949〜1952年にかけて、60人以上の建築家や芸術家を動員して数々の建築物が建てられた。メインキャンパスであるシウダー・ウニベルシタリア(Ciudad Universitaria, 大学都市)が登録範囲であ...
登録国 メキシコ 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
セネガンビアのストーン・サークル群
ガンビア共和国とセネガル共和国にまたがる石柱遺跡群であり、トランスバウンダリーサイト(国境をまたぐ遺産)。 アフリカ西部、ガンビア川沿いに長さ約350㎞、幅約100㎞の範囲に渡って点在する遺跡。93を数えるストーン・サークルはいずれもB.C.3世紀~A.C.16世紀のものとみられ、集団墓が付随している。 またその精密さから高度な石工技術をもっていたと見られてい...
登録国 ガンビア , セネガル 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡群
イタリア北部、チェルヴェテリとタルクィニアにある2つの大規模なエトルリア人(イタリアの先住民族)の墳墓遺跡群。 これらはいわゆるネクロポリス(死者の都市)と呼ばれるものであり、多くの墳墓が密集している。 紀元前9世紀から起源前1世紀の異なる埋葬習慣が見られ、エトルリア文化の証拠を残す貴重な遺産である。とりわけバンディタッチャ墳墓は必見。
登録国 イタリア 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の都市景観群(シチリア島南東部)
シチリア島南東部の8つの町が登録範囲となっている。 この一帯は、エトナ火山の噴火で損害を被ってきた歴史を持つ。地震・火山によって被害を受けた街を再建した大規模な都市計画の代表例とあれている。 サン・ニコロ大聖堂はシチリア・バロック建築の傑作として知られる。
登録国 イタリア 登録年 2002年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (v) -
カスビのブガンダ王国歴代国王の墓
ウガンダ中南部、ヴィクトリア湖北西岸にかつてあった部ガンダ王国の歴代王の墓。 1882年、遺跡のある丘の頂上にブガンダの王宮が建立され、直後の1884年には王の一族が葬られる陵墓となった。合計で4人の国王が葬られたとされている。 主墓のムジブ・アザーラ・ムバンガはドーム型の円形で、木や葺き藁、アカシア、石灰、アシなどで造られていた。 2010年に何者かによって...
登録国 ウガンダ 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vi) -
サマルカンド-文化交差路
ウズベキスタン東部、シルクロードの中央部であり紀元前6世紀から要衝として栄えたサマルカンド。 「サマル」は「人々が出会う」、「カンド」は「街」の意味で、知られる中央アジア最古の都市。 12~13世紀には商業都市として、14世紀にティムールによってティムール朝の首都に定められると再度繁栄した。 街の名の通り諸文化の融合する地であり、レギスタン広場にイスラー...
登録国 ウズベキスタン 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv)