アフリカ/アジア/中東 文化遺産 (ii)/(iv)/(v) の世界遺産
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アフリカ/アジア/中東, 文化遺産, (ii)/(iv)/(v), 壁画/氷河/滝
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スーダン北部、ナイル川第4急流の下流にある小山である高さ100m弱のゲベル・バルカル。この周辺、長さ約60㎞に渡って築かれた古代都市遺跡が登録範囲。
起源は古代エジプトのトトメス3世が建設した植民都市ナパタであり、山の西側にはこの地で興ったアフリカ最古の黒人国家であるクシュ王国メロエ時代のピラミッド群がある。
紀元前730年頃、この地のビアンキ王
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イラクの首都バグダッドの北方、メソポタミアのチグリス川中流域に位置する古代都市・アッシュール(アッシュルとも。現在名カラット・シェルカット)。
シュメール人が建設した都市であり、西アジアの交易地として発展した。
BC30世紀末から発展を続けたこの地は紀元前14~同9世紀にはアッシリア帝国の首都となり、アッシュール神を崇拝する聖地としても繁栄し、ジッグラ...
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イラン北西部の西アゼルバイジャン州、火山帯の渓谷に位置する主にササン朝時代に築かれたゾロアスター教の古代遺跡。タフテ・スレイマーンは「ソロモンの王座」という意味である。
遺跡は火口湖を中心に配置されており、ソロモン王がこの湖に怪物を閉じ込めたという伝説が語り継がれている。
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山西省北部、大同市の中心部から西へ約15キロの武周山南麓に位置する仏教石窟群である。
およそ40もの石窟が1kmに渡って集中し作られている。
最初期に作られた曇曜五窟は中国芸術の古典的傑作とされる。
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ケニア南東部の、アフリカ大陸沿岸部のラム群島の中にあるラム島北東部に位置する古くからの港町。
アジアから見たアフリカ大陸の玄関口になるこの地はインド洋交易によって発展した。ペルシアの植民地として19世紀末までは黄金・奴隷・象牙などの集散地となった。
このラム旧市街は東アフリカで最も古いスワヒリの居住地であり、サンゴ石やマングローブを使って作ら...
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河南省洛陽市の南方約14キロに位置する仏教石窟群である。
同国の世界遺産「雲岡石窟」の影響が見られる。5世紀から造営が開始され、唐の時代に再び盛んとなった。
西山中央にある奉先寺洞の昆盧舎那仏の大仏が龍門の中心として考えられている。
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タンザニア、ザンジバル島(ウングジャ島)の西部にあるストーン・タウンはスワヒリ族の海洋交易都市。都市構造や景観は、その独特なスワヒリ文化を反映している。
ヴァスコ・ダ・ガマが訪れたことでも知られるこの街は、長い歴史の中でアフリカ、アラビア、インド、ポルトガル、英国の影響下にあったことで異なる要素が混淆し、独自の文化を形成しつつもそれらは調和が取れて...
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セネガル川河口に浮かぶ、本土とフェデルブ橋で結ばれた三角州はサン・ルイ島と呼ばれており、その中心部の街区が登録範囲となっている。
17世紀にフランスの植民居留地として建設され、18世紀中期頃以後はコロニアル建築の立ち並ぶ街となった。特筆すべきはこの街が奴隷貿易地として重要な役割を果たしていたということである。
奴隷貿易廃止後、1872年~1957年の間...
登録国 |
セネガル |
登録年 |
2000年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(ii)
, (iv)
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オマーン南部のドファール地方は世界最大の乳香(フランキンセンス)の産地であり、カンラン科の樹木から採れる乳香は、最も高価な香料のひとつ。
紀元前より乳香貿易で栄えたこの地の遺跡は、1990年代初期に衛星写真によって発見された。
構成遺産はサラーラのアルバリード遺跡やホールルーリのサムルラム遺跡等である。
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重慶市大足県にある仏教石窟である。大足石刻の由来は「大足川」から。
唐~宗代(9~13世紀)に作られたこの石像群は、大部分は仏教の像だが道教や儒教のものもいくつか存在する。
特に宝頂山にある31mもの長さを持つ釈迦涅槃像が有名である。
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東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺の6社寺に春日山原始林、平城京跡を合わせた8ヵ所からなる奈良の遺産。
8世紀に日本の都であった平城京では、仏教興隆政策のもとに数多くの寺院が建造された。
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トルコ西部で発見されたトロイアの遺跡はホメロスの著した叙事詩「イリアス」に書かれた古代都市遺跡である。
神話上の話だと思われていたトロイア戦争、そしてトロイの木馬伝説を実証するためにドイツの考古学者シュリーマンが発掘調査をし、イリオン遺跡の下に発見した。
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モロッコ北部に位置し、酷なで最大のローマ都市遺跡。
ヴォルビリスとはベルベル語で「夾竹桃」という意味である。
カラカラ帝の凱旋門などの遺跡が残る。18世紀のリスボン大地震で壊滅的な被害を受けたことでも知られる。
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チュニジア北部山中の古代ローマの植民都市遺跡ドゥッガ。古代にはトゥッガと呼ばれていた。
もとはカルタゴと敵対するヌミディア王国に属する原住民の町だったが、紀元前1世紀にローマ領となった。
ハンニバルに対抗した軍長官アテバンの墓や、ローマ時代の多くの建造物が残る。
登録国 |
チュニジア |
登録年 |
1997年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(ii)
, (iii)
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モロッコの首都ラバトから東に130km、フェズの西60kmに位置する都市で、フェス・マラケシュ・ラバトと並ぶモロッコの四大古都の一つ。
11世紀に軍事拠点として築かれ、17世紀にスルタンであるイスマイールのもとで首都となった。ムーレイ・イスマイール廟やマンスール門などが現存しており、当時のイスラム・ヨーロッパ的様式の見事な調和を示している。
登録国 |
モロッコ |
登録年 |
1996年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iv)
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廬山(ろざん)は江西省九江市南部にある山で、中国文明の精神的中心地の一つとされる。
この山に残る美しい自然や、霧・霞に覆われたその幽玄な佇まいは宗教・文化・芸術の源泉となった。
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韓国南東部、慶尚北道慶州市に位置する。
朝鮮半島初の統一国家となった統一新羅王朝の金大城が前世の父母のために石窟庵を、現世の父母のために仏国寺を建立したと伝えられる。
登録国 |
大韓民国 |
登録年 |
1995年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(i)
, (iv)
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ジョージアの首都トビリシから西へ約2000kmのクタイシに位置する。
ゲラティ修道院は12~17世紀にかけて建築された保存状態良好で壮麗なモザイク画と壁画が残るグルジア中世建築の代表的建造物。
1994年に「バグラティ大聖堂とゲラティ修道院」として登録されたが、バグラティ大聖堂の真正性と完全性を損なう改築が行われたことを受けて2017年にバグラティ大聖堂は登録範囲から外さ...
登録国 |
ジョージア(グルジア) |
登録年 |
1994年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iv)
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アフリカ大陸南東部の国モザンビーク共和国の、インド洋上に浮かぶ島である国名と同名のモザンビーク島。
1498年にヴァスコ・ダ・ガマがこの地に到達したことでも知られるが、元はアラブ人の港であり東西の文化が交差する場所でもあった。
ポルトガル人が入植しはじめてからはサン・セバスティアン要塞をはじめとした多くの要塞が造られた。
1991年にモザンビーク共...
登録国 |
モザンビーク |
登録年 |
1991年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iv)
, (vi)
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マリ共和国、モプティ州の都市ジェンネは13世紀頃から発展した交易都市である。
もとは紀元前3世紀にボゾ族が築いた集落であったこの地は、旧市街が現存する市街地と古代都市遺跡からななっている。
交易都市となってからはトンブクトゥと内陸部を結ぶ街として繁栄した。