厩舎の庭(コンユーシェンヌイ・ドヴォール)
厩舎の庭(コンユーシェンヌイ・ドヴォール)について
厩舎の庭(コンユーシェンヌイ・ドヴォール / コンヌイ・ドヴォール)は、修道院北側の城壁に隣接する、1790年代に整備された赤レンガ造りの区画。かつて修道院が所有する膨大な数の馬を管理した厩舎(きゅうしゃ)であり、中庭を囲む平屋の建物群には、飼料倉庫や馬具置き場などの実用施設が集約されていた。現在はセルギエフ・ポサド歴史芸術博物館の一部として機能している。
世界遺産としての価値において、この施設は修道院の「祈りの場」としての側面ではなく、巨大な組織を維持するための「経済活動の場」としての側面を伝えている点が重要である。ICOMOS等は、宗教建築だけでなく、こうした世俗的な機能を持った付帯施設が良好に残存していることが、修道院生活の全体像を理解する上で不可欠であると評価している。博物館としての活用は、遺産の適正な利用(アダプティブ・ユース)の好例とされる。
概要
| 所属世界遺産名 | セルギエフ・ポサドのトロイツェ・セルギー大修道院の建造物群 | ||
|---|---|---|---|
| 登録国 | ロシア | ||
| 登録年 | 1993年 | ||
地図
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