世界遺産 セルギエフ・ポサドのトロイツェ・セルギー大修道院の建造物群
セルギエフ・ポサドのトロイツェ・セルギー大修道院の建造物群について
修道僧セルギーによって修道院が開かれたのは1330年。タタールの襲撃によって1408年に消失するがほどなく再建されている。その後セルギーは聖人として祀られることになった。院内に画家アンドレイ・ルブリョフの『三位一体』が飾られたトリニティ大聖堂、皇帝の居室やウスペンスキー大聖堂、高さ88mの鐘楼が建設された。修道院は、現在もロシア最大規模の修道院として多くの修道僧や巡礼者が祈りを捧げている。
至聖三者聖セルギイ大修道院(トロイツェ・セルギー大修道院)
トロイツェ・セルギー大修道院(至聖三者聖セルギイ大修道院)は、1337年、聖セルギイ・ラドネシスキーが創建したロシア正教会の精神的中心地であり、別名「ロシアのバチカン」とも称される大修道院(ラヴラ)。城壁内には、アンドレイ・ルブリョフのイコンで知られる「トロイツェ聖堂」や、モスクワのクレムリンを模した「ウスペンスキー大聖堂」など、15世紀から18世紀のロシア建築の傑作が凝縮されている。
ICOMOSの評価において、本遺産は「モスクワ周...
聖パラスケヴァ・ピャトニツァ教会
聖パラスケヴァ・ピャトニツァ教会(ピャトニツカヤ教会 / 聖パラスケヴァ教会)は、修道院の堅固な城壁の南東、壁の外に位置する1547年建立の石造教会である。「ピャトニツァ(金曜日)」の名を持つ聖パラスケヴァは、古来より市場や交易の守護聖人とされ、かつてこの場所が修道院門前の「門前町(ポサド)」の市場として賑わっていた歴史的文脈を今に伝えている。
世界遺産登録において、修道院内部の...
ヴヴェデンスカヤ教会
ヴヴェデンスカヤ教会(聖母の神殿奉献教会 / 生神女進堂教会)は、聖パラスケヴァ教会の北側に隣接して建つ1547年建立の教会。正教会の十二大祭の一つ「生神女進堂(聖母マリアの神殿奉献)」を記念しており、ヴヴェデンスキー教会とも呼ばれる。水平的な広がりのある隣の教会に対し、垂直性を強調した意匠が特徴的で、二つの教会が対照的な美観を形成している。
この教会と聖パラスケヴァ教会は、17世紀...
ピャトニツキーの井戸の礼拝堂
ピャトニツキーの井戸の礼拝堂(泉の礼拝堂 / 井戸のチャペル)は、修道院の南東壁沿い、聖パラスケヴァ教会の近くにある小規模な礼拝堂。17世紀末から18世紀初頭にかけ、聖なる泉(井戸)を保護するために建設された。ここから湧き出る水は治癒の力を持つとされ、現在も多くの巡礼者が聖水を求めて訪れる。
建築史的には、八角形の基本構造に円形部分を重ねる構成や、白石を用いた装飾的な窓枠など、17世紀末のロシアで流行した「ナルイシキ...
クラスノゴルスカヤ礼拝堂
クラスノゴルスカヤ礼拝堂(赤い丘の礼拝堂 / クラスナヤ・ゴルカ)は、1770年、修道院東側の「赤い丘(クラスナヤ・ゴルカ)」と呼ばれる場所に建設された礼拝堂。かつての木造教会を石造に建て替えたもので、八角形の平面プランにドーム屋根を戴く、初期古典主義的な落ち着いた様式を見せる。「クラスナヤ」は「赤」および古語で「美しい」を意味する。
この礼拝堂は、修道院本体の城壁から離れた場所に位置することで、修道院...
厩舎の庭(コンユーシェンヌイ・ドヴォール)
厩舎の庭(コンユーシェンヌイ・ドヴォール / コンヌイ・ドヴォール)は、修道院北側の城壁に隣接する、1790年代に整備された赤レンガ造りの区画。かつて修道院が所有する膨大な数の馬を管理した厩舎(きゅうしゃ)であり、中庭を囲む平屋の建物群には、飼料倉庫や馬具置き場などの実用施設が集約されていた。現在はセルギエフ・ポサド歴史芸術博物館の一部として機能している。
世界遺産としての価値において、この施設は修道院の「祈り...
概要
地図
ユーザーコメント
10件のコメント

higebouz
2018年
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2006年8月訪問
Rieko Morita
2018
いいね! 0HAL ULALA
2015
いいね! 0yoshiko.m
母とツアー旅行。
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.
いいね! 0ゆら
、
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2018年末年始
いいね! 0かおりぃ
2018
いいね! 0しょんぐる
大学のゼミで
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