アフリカ/アジア (iv) 壁画/先史時代 の世界遺産
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アフリカ/アジア, (iv), 壁画/先史時代
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英名:Archaeological Ruins of Liangzhu City
中国浙江省杭州市良渚(りょうしょ)で発見された長江文明のひとつとされる良渚文化の遺跡。後期新石器時代、およそ紀元前3,300〜2,300年頃のものと考えられている。
稲作を経済基盤とし、信仰を共有することで形成された初期の地域国家の証明、また中国文化の起源として評価された。
英名:Göbekli Tepe
トルコのアナトリア地方南東部、ティグリス川とユーフラテス川の両方の上流域近くにあるギョベクリテペは一説には人類最古の建造物が残っているとされている。
十数メートルの高さの墳丘には直径300メートルほどの範囲で石器時代(1万数千年前)にまで遡ることが出来る遺跡があり、動物などが掘られた石版等の建つ遺構が見られる。
マレーシアはマレー半島北西部、ペラ州の町レンゴンにある渓谷で発見された考古遺跡である。
およそ200万年に及ぶ遺跡が残された保存状態が良好な4つの遺跡があり、旧石器時代、新石器時代、青銅器時代までの考古遺物がや人骨が出土している。
第36回世界遺産委員会において、事前勧告された登録延期を覆して逆転登録となった。
登録国
マレーシア
登録年
2012年
分類
文化遺産
登録基準
(iii)
, (iv)
内陸のオアシスを擁するアルアインはUAE(アラブ首長国連邦)初の世界遺産である。
シリアルノミネーションサイトであり、先史時代文化の痕跡により、古くは新石器時代から砂漠地域に定住生活 が行われたことを示している。
石造円形墓や、井戸、日干し煉瓦で建てられた建造物の形跡があり、ヒーリーにある鉄器時代までさかのぼるアフラージ という灌漑システムがみられ...
山西省に位置する五台山は字の如く「5つの台地を持った山」という意味である。
中国国内では最も早く仏教が栄えた、文殊菩薩の聖地 とされている。
唐時代の木造建築のなかで最も高くそびえる佛光寺の東大殿には等身大の塑像があり、明時代の殊像寺の巨大な壁画は、五百羅漢像を配し、三次元で山河が描かれている。
中部アフリカ西部のガボン共和国初の世界遺産にして文化・自然両面で評価された複合遺産。
同国中部、赤道付近に位置するロペ=オカンダは、ロペ国立公園に指定されており、絶滅危惧種の大型哺乳類が住むサバンナと、熱帯雨林といった異なる環境を持っており、そこに生息する植物は1500種以上を数える。
また文化的側面では先史時代から人類が暮らしていた痕跡や岩絵等が残されてお...
北朝鮮、平壌近郊に位置するする高句麗王国中・後期に建造された63基の古墳からなる遺産である。
日本の高松塚古墳 に影響を与えた可能性がうかがえる。
北朝鮮初の世界遺産として2004年に登録された。
ジョージアの首都トビリシから西へ約2000kmのクタイシに位置する。
ゲラティ修道院は12~17世紀にかけて建築された保存状態良好で壮麗なモザイク画と壁画が残るグルジア中世建築の代表的建造物。
1994年に「バグラティ大聖堂とゲラティ修道院」として登録されたが、バグラティ大聖堂の真正性と完全性を損なう改築が行われたことを受けて2017年にバグラティ大聖堂は登録範囲から外さ...
登録国
ジョージア(グルジア)
登録年
1994年
分類
文化遺産
登録基準
(iv)
甘粛省敦煌にある莫高窟(ばっこうくつ)は仏教石窟寺院の遺跡である。
オアシス都市であった敦煌はシルクロードの中継地点 として発展した過去を持つ。
南北約1600mにわたり490もの石窟があり、そのうち約400の石窟の内部には、仏教の教えを描いた壁画や仏像が残されている。
また敦煌文書 と呼ばれる経典や資料が偶然発掘されており、当時を研究する上での貴重なドキ...
ベナン南部にかつてあったアフリカ人の国アボメー王国 の王宮群。
この王国の民フォン人が土で作った建築物であり、王を象徴する壁画やレリーフで飾られている。
歴代の王は奴隷貿易の利権を独占しており、一帯は「奴隷海岸」と呼ばれることもあった。
世界遺産登録の前年に竜巻被害を受けたため、登録と同時に危機遺産リストに記載されたが2007年にはリストから脱した。
ヨルダンの首都アンマンの東方に位置する、クサイル・アムラとも呼ばれるアムラ城。
ハマム という浴場施設を等を有したウマイヤ朝時代の遺跡である。
イスラームでは珍しいデザインのフレスコ画に覆われている。
スリランカ、セイロン島中央部の平原にそびえる高さ180mのシギリヤ・ロックの頂上にある宮殿跡。
シンハラ王朝のカッサパ1世により5世紀後半に建造された。
シーギリヤ・レディ と呼ばれる女性の壁画が特に有名である。
エチオピア南西部、人骨化石が多数出土する地域。
人類に直結する種や、枝分かれしてそのまま絶滅した種も含めて何種類もが見つかっている。特にアウストラロピテクス種 の数が多い。
ホモ・ハビリス の使用したとされる最古の打製石器も出土している。
登録国
エチオピア
登録年
1980年
分類
文化遺産
登録基準
(iii)
, (iv)
エチオピア南西部、南部諸民族州に位置するティヤは、先史時代から残る石碑が多数見つかった場所。
周辺では160以上が見つかっているが、登録対象になったのは36基の石碑 である。
金属製の道具を使用して石を削っていたとみられている。
登録国
エチオピア
登録年
1980年
分類
文化遺産
登録基準
(i)
, (iv)
エチオピア北東部に位置するアワッシュ川の下流域。
この地でアウストラロピテクス・アファレンシス (アファール猿人)の化石人骨が見つかり「ルーシー 」と名付けられ世界的に有名となった。