ロペ‐オカンダの生態系と残存する文化的景観

ロペ‐オカンダの生態系と残存する文化的景観について

中部アフリカ西部のガボン共和国初の世界遺産にして文化・自然両面で評価された複合遺産。
同国中部、赤道付近に位置するロペ=オカンダは、ロペ国立公園に指定されており、絶滅危惧種の大型哺乳類が住むサバンナと、熱帯雨林といった異なる環境を持っており、そこに生息する植物は1500種以上を数える。
また文化的側面では先史時代から人類が暮らしていた痕跡や岩絵等が残されており、ピグミーやバンツー族等の民族にとって、沿岸部と内陸を結ぶ交差路であり移住地でもあった。

概要

登録国 ガボン
登録年 2007年
登録基準 (iii)(iv)(ix)(x)
分類 複合遺産
その他の特徴 文化的景観 / 国立公園 / 絶滅危惧種 / 先史時代

地図

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1件のコメント

  • 2018年09月02日 18時27分

    ゆう

    TBSの世界遺産での放送を視聴。

    細長い森と草原のコントラストが珍しいロペ国立公園とオカンダ地域。
    細い森ができた理由:草原には乾季でも水があり、その谷筋に沿って森が形成されたからだそう。なので草原よりも若干低い位置に森は出来る。

    草原にはバッファーローの群れが、細長い森には尻が虹色の珍獣マンドリルが暮らしている。
    マンドリルは1000頭もの群れで居るそう。
    森に生息しているマルミミゾウを草原で見れるのもここならでは。

    古代よりここでは草原を焼く野焼を行い、作物を育てやすくしていたそうだ。また、2000年前の岩絵や炉の跡も見つかっている。さすが複合遺産と言ったところか。

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