自然遺産 産業遺産/火山/森林 2級 の世界遺産
選択した項目:
自然遺産, 産業遺産/火山/森林, 2級
検索結果 22 件中 1〜20 件表示
並び順 :
-
構成遺産地域は6ヵ所から成り、中国南西部の亜熱帯地域に位置している。
丹霞とは赤い堆積層が土地の隆起や風化・浸食などの要因を受けて形成された景観のことである。丹霞山に由来する。
また、この急峻な地形は亜熱帯の常緑広葉樹林を保全するのに寄与しており、数百種の希少種・絶滅危惧種などを含む多くの動植物がみられる。
-
スリランカ南部寄りの中央高原し、ピーク原生自然環境保全地域、ホートン平原国立公園、ナックルス森林保護区からなる。
原生の山地雨林が残り、多数の固有種と、スリランカヒョウ等の絶滅危惧種が棲息していることで知られる。
「アダムスピーク」と呼ばれる各宗教の聖地が存在しており、複合遺産として推薦されていたが文化的価値を認められるに至らず、2010年に自然遺産での登録...
登録国 |
スリランカ |
登録年 |
2010年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
, (x)
|
-
マダガスカル島東部に広がる約4,800k㎡の広さをもつ6つの国立公園からなるアツィナナナの熱帯雨林。
この世界で4番目に大きい島はかつて6,000万年ほど前に大陸と切り離され孤島となったため動植物共に独自の生態系が形成された。熱帯雨林に生息する動植物のうち、その80~90%が固有種である。また多くの絶滅危惧種の哺乳類も見られる。
2010年、密漁と森林の不法伐採...
登録国 |
マダガスカル |
登録年 |
2007年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
, (x)
|
-
漢拏山の噴火によって出来た韓国最南端の火山島、済州島(チェジュ島:チェジュド)。
漢拏山自然保護区、城山日出峰、拒文岳溶岩洞窟群の3地域が構成遺産となった。
韓国の最高峰、漢拏山(1950m)の周りの自然保護区は、火山活動で生まれた滝や奇岩怪石、火山湖などの優れた景観美が特徴。
島の東端にある城山日出峰は海底噴火により誕生したもので、海面上に盛り上がり、...
-
東カルパティア山脈に残る、樹齢、多様さ、大きさ、広さなどの点で突出した価値を持つブナの原生林。
かつては欧州の40%を占めたといわれるヨーロッパブナ林は減少著しいが、この地では広範囲で残っているのが確認できる。絶滅の危惧される植物もみられ、動物ではレッドリストに登録されているキンメフクロウもみられる。
2007年にスロバキアとウクライナのブナ林が...
登録国 |
スロバキア , ウクライナ , ドイツ , アルバニア , イタリア , オーストリア , クロアチア , スペイン , ブルガリア , ベルギー , スロベニア , ルーマニア |
登録年 |
2007年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
|
-
オホーツク海南端、北海道北東部に位置する知床半島は、長さ70km、幅25kmの細長い形をした半島である。
北半球でもっとも低緯度で海水が凍る「季節海氷域」であり、流氷が流れ着く場所として知られる。
日本における最初の「ナショナルトラスト運動」の行われた場所である。
羅臼岳をはじめとした1500m級の山々が連なる知床連山が東西を分断し、西のウトロ側と東の羅...
登録国 |
日本 |
登録年 |
2005年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
, (x)
|
-
ロシアの日本海側、沿海地方からハバロフスク地方に位置する山脈である。
この地の特徴を一言で表すと「折衷」である。冷たいタイガ気候に対して温暖な亜熱帯気候が両方見られ、また南方種であるトラやヒマラヤグマに対して北方種であるオオヤマネコやヒグマが見られる。この混ざりあった独特の地域性が評価された。また多くの絶滅危惧種が生息する貴重な場所でもある。
2018年には...
登録国 |
ロシア |
登録年 |
2001年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(x)
|
-
シチリア島の北岸沖に位置する、リーパリ諸島とも呼ばれるエオーリエ諸島は、火山群島として知られる。
火山という単語であるヴォルケーノの語源となったヴルカーノ島や「地中海の灯台」と呼ばれるストロンボリ島など、著名な火山の宝庫である。
また、重要野鳥生息域でもあり、絶滅危惧種の鳥類が多数生息している。
登録国 |
イタリア |
登録年 |
2000年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(viii)
|
-
ブラジル中西部、パンタナル自然保護区は4つの保護区からなり、面積は合計1,878k㎡に及ぶ 。
世界最大の淡水湿地、パンタナル湿原の一部である。
この地域の二つの主要な川であるパラグアイ川とクイアバ川の源流を有し、様々な植動物の多様な生態系がみられ、特に豊富な水鳥の繁殖地となってる。
-
コスタリカの太平洋沿岸から南西に約550kmほどに位置する熱帯東太平洋上の唯一の島嶼で、熱帯雨林に覆われているココ島(ココス島とも)の国立公園。
太平洋上に隔絶された環境であるために固有種が数多く棲息している。
また周辺海域にはサメやエイといった軟骨動物や、マグロ、イルカといった大型生物の観察の場となっている。
1997年に自然遺産として登録され、2002年に...
登録国 |
コスタリカ |
登録年 |
1997年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
, (x)
|
-
ロシア連邦の極東連邦管区の連邦構成主体の1つカムチャッカ地方にあり、全てがカムチャッカ半島に含まれている。
半島はプレートがぶつかる位置にあるため世界有数の火山地帯であり、約300の火山がある。その中の幾つかの自然公園と自然保護区が登録対象である。
火山の多い独特な土地柄開発が及ばなかったこともあり手付かずの自然が残されている場所も多い。その自然美や多彩な火...
-
青森県南西部と、秋田県北西部にまたがる白神山地には約170k㎡のブナ原生林が広がっている。
純度が高く優れた原生状態が評価され、「動植物のサンクチュアリ」とも呼ばれる。植物では固有種アオモリマンテマ、動物では天然記念物クマゲラやニホンカモシカが特に有名である。
登録国 |
日本 |
登録年 |
1993年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
|
-
九州最南端から約60kmの海上に位置する面積約500k㎡に位置し、山々が連なる山岳島である屋久島。
島面積の約20%にあたる約1万747haが世界遺産に登録されている。
植生は豊富で、象徴的なスギは樹齢千年以上のものが「屋久杉」と呼ばれる。
島内では1000m以上の高低差があり、亜熱帯性植物から冷温帯針葉樹林までが見られ、日本列島の自然が凝縮されている。
固有種も多く...
-
インド東部の西ベンガル州にある国立公園。
ここには世界最大規模のマングローブ林が広がっている。
減少が顕著なベンガルトラの保護区にもなっており、トラの生息数はインドでも特に多い。
登録国 |
インド |
登録年 |
1987年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
, (x)
|
-
合衆国の太平洋上、ハワイ州最大の面積を誇る島・ハワイ島南東部に位置する。
キラウエア山とマウナ・ロア山という二つの活火山を擁する国立公園である。ハワイの火山は溶岩の粘性が低く、小さな爆発を繰り返すという特徴を有している。
登録国 |
アメリカ合衆国 |
登録年 |
1987年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(viii)
|
-
オーストラリア、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の一部に跨り、多数の国立公園や自然保護区からなる。
ナンキョクブナ等の太古からの森林地帯に希少生物が棲息している。
1986年に世界遺産登録され、1994年に登録範囲が拡大された。
-
カリフォルニア州中部のシェラネバダ山脈西側斜面に広がる山岳自然公園。山々の間に、U字谷や湖、数多くの滝、巨岩など壮大な自然美が広がっている。一帯には、ミュールジカ、クロクマ、ピューマ、テンなどの野生動物が生息し、植物の分布は多岐に渡り「ビッグツリー」の別名を持つジャイアントセコイアの森も見られる。
ジョン・ミューアが保護を訴え続けた結果、アメリカ合...
-
セーシェル諸島北東部、プラスリン島に位置するメ渓谷自然保護区(ヴァレ・ド・メ自然保護区)。
世界有数の規模でフタゴヤシが原生している。
固有種・絶滅危惧種などの存在その多が評価され自然遺産の登録基準である(ⅶ)〜(ⅹ)全ての認定となった。
-
ホンジュラス北東部のプラタノ川流域に広がり、カリブ海に面した生物圏保護区。
同国最大の熱帯雨林であり、また変化に富んだ自然環境が見られる。
森林伐採や不法な開拓および道路建設などが行われ、1996〜2007年まで危機遺産リストに登録されていたが、リストを脱した後も再び危機が迫ったとして2011年からまた危機遺産入りとなってしまった。
-
レッドウッド国立及び州立公園は、カリフォルニア州北西端に位置する合衆国及び州立の公園である。
豊富な雨により育った背の高いセコイアとも呼ばれるレッドウッドは、世界の半分以上がこの地にあるとされている。
1980年にレッドウッド国立公園として登録されたが、2006年に登録名が変更された。
登録国 |
アメリカ合衆国 |
登録年 |
1980年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(vii)
, (ix)
|