アフリカ/中央アメリカ 文化遺産/複合遺産 (ii)/(iii)/(viii) の世界遺産
選択した項目: アフリカ/中央アメリカ, 文化遺産/複合遺産, (ii)/(iii)/(viii), 危機遺産/キリスト教/火山
文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているものが複合遺産とされている。
文化遺産の登録基準である(ⅰ)〜(ⅵ)からひとつ以上、加えて自然遺産の登録基準である(ⅶ)〜(ⅹ)からひとつ以上を認められている遺産が該当する。
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オアハカ中部渓谷ヤグルとミトラの先史時代洞窟
メキシコのオアハカ州、タラコルラ河谷の北の斜面に位置する先史時代と先コロンブス期に主に使用された形跡の残る洞窟群で、文化的景観のひとつとされる。 洞窟や岩陰の住居からは、この地で人々が遊牧・狩猟をしていたこと、そこから農耕を始めたことなどが読み取れる。また洞窟で見つかった栽培された植物から、北米大陸最古の農業の痕跡を見ること出来る。
登録国 メキシコ 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
リュウゼツラン景観と古代テキーラ産業施設群
メキシコ中西部、ハリスコ州テキーラはその名を持つ蒸留酒「テキーラ」で世界的に知られる地域である。 メスカルと呼ばれる蒸留酒の内、この地方で作られたものだけにテキーラの名を冠すことが許されている。 この地には原料となるアオノリュウゼツランの耕地が広がっており、およそ2000年前から飲料や織物が作られていた言われている。 16世紀になると本格的に蒸留酒テキーラの製...
登録国 メキシコ 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) , (vi) -
ケレタロのシエラ・ゴルダのフランシスコ修道会伝道施設群
メキシコ、ケレタロ州シエラ・ゴルダのフランシスコ会が18世紀半ごろに建設した伝道所群。 伝道施設としては比較的新しい、18世紀に中央メキシコの山岳地帯シエラ・ゴルダ地区にできた5つのフランシスコ修道会伝道施設が登録範囲で、この伝道所を拠点に、当時まだ進出できていなかった米国南部への伝道が行われた。 サンティアゴ・デ・ハルパン、ヌエストラ・セニョーラ・デ...
登録国 メキシコ 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
聖カトリーナ修道院地域
エジプト北東部,シナイ半島南部,「モーゼの山」を意味するホレブ山(シナイ山)麓にある正教系のキリスト教修道院。聖カトリーナの遺骸があると言われている。 この地はモーゼが神から十戒を授けられた言い伝えがあり,ユダヤ教,キリスト教,イスラム教の聖地とされた。 モーゼが目撃したという”燃える柴”の周辺には4世紀に聖堂(燃える柴礼拝堂)が築かれ6世紀に...
登録国 エジプト 登録年 2002年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vi) -
レオン・ビエホ遺跡群
ニカラグアの西部、モモトンボ火山の麓に位置するレオン・ビエホは、アメリカ大陸で最も古いスペイン植民地のひとつであり、火山の噴火と地震によって廃墟と化した遺構である。1524年の建設から、100年も経たない1609年に災害に見舞われた。 火山灰により埋もれてしまったこの地からは、ラ・メルセ―教会跡のほか、当時の建造物の遺構が次々発見されている。
登録国 ニカラグア 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ケレタロの歴史史跡地区
ケレタロは1531年に建設されたメキシコ中部の州都である。 74のアーチを持つ水道橋が象徴的なこの街には、17世紀にサンタ・クララ教会堂が建設された。黄金の祭壇には心臓の彫刻が施され、原住民の風習を想起させる作りである。
登録国 メキシコ 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群
メキシコの中央部に位置する、メキシコ富士とも呼ばれるポポカテペトル山腹に建設された修道院群。 植民地時代にスペイン人がキリスト教を伝道するためにフランシスコ会、ドミニコ会、アウグスティノ会の各派によって建てられた複数の修道院が登録対象となっている。 修道士達は、現地の住民が屋外で宗教儀式を行っていた習慣を踏まえキリスト教儀式を屋外で行えるようにパティオ構...
登録国 メキシコ 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ホヤ・デ・セレンの古代遺跡
エルサルバドル、ラ・リベルタ県に位置するマヤの集落跡。ホヤ・デ・セレンは「セレンの宝物」を意味する。 6世紀末にロマ・カルデラ火山が噴火したことにより火山灰に埋もれていた。 当時の農耕生活を今に伝える貴重な遺跡である。
登録国 エルサルバドル 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群
リビア南西部の砂漠地帯で、アルジェリアとの国境近くに位置する、古くは紀元前12000前から紀元付近までに残された多数の岩絵群。 古いものから新しくなるにつれ①ゾウやキリンなどの大型の哺乳類の絵②狩猟の様子③家畜を放牧する様子④ラクダ等の砂漠の様子、と変遷しており同じ地でありながら時代によって生活様式や気候が変わったことを知ることができる。
登録国 リビア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
サブラータの古代遺跡
リビア沿岸部、トリポリ西方に紀元前9世紀頃フェニキア人によって建設された古代都市サブラータ。 紀元前4世紀より黄金、象牙、奴隷などの中継貿易で栄えたこの地は「レプティス・マグナ」「オエア」と並びフェニキア三大都市と称された。 紀元前1世紀にローマの属州となり、紀元2世紀のトラヤヌス帝時代には植民都市となった。公共広場、神殿、、城壁、劇場などが残っており...
登録国 リビア 登録年 1982年 分類 文化遺産 登録基準 (iii)