アフリカ/アジア/ヨーロッパ 文化遺産/自然遺産 (v)/(vii)/(x) の世界遺産
選択した項目: アフリカ/アジア/ヨーロッパ, 文化遺産/自然遺産, (v)/(vii)/(x), 危機遺産/シリアルノミネーションサイト/壁画
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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ウルク バニ マアリド
英名:‘Uruq Bani Ma’arid サウジアラビア、アラビア半島南部のルブアルハリ砂漠の一部を含んだウルク・バニ・マアリド。 絶滅が危惧されるアラビアオリックスの自然生育で注目を集めている。 自国が議長国を務める、リヤドで行われた第45回世界遺産委員会での登録となった。
登録国 サウジアラビア 登録年 2023年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) -
トゥランの寒冷冬季砂漠
英名:Cold Winter Deserts of Turan カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの3カ国にまたがるトランスバウンダリーサイト。 トゥランはカスピ海の東側に広がる低地の砂漠であり、酷暑の夏と寒冷な冬という条件に適応した多彩な動植物が生息している。
登録国 カザフスタン , トルクメニスタン , ウズベキスタン 登録年 2023年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
北海道・北東北の縄文遺跡群
英名:Jomon Prehistoric Sites in Northern Japan 北海道・北東北の縄文遺跡群は、1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した人々の生活と精神文化を伝える文化遺産。北海道・青森県・岩手県・秋田県に所在する 17 の遺跡で構成されている。 北海道・北東北では、ブナを中心とする落葉広葉樹の森林が広がり、海洋では暖流と寒流が交わり豊かな漁場が生まれた。このような自...
登録国 日本 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
ファールス地方のサーサーン朝考古景観
英名:Sassanid Archaeological Landscape of Fars Region サーサーン朝時代を伝える8箇所の遺跡群。 イラン、ファールス州のサーサーン朝時代の史跡群の登録地域はフィールーズアーバード、ビーシャープールやサルヴェスターンまで広範囲にわたる。 自然地形の活かされている景観、文化的伝統やローマ時代の芸術などがイスラム時代の建築様式や芸術的スタイルに大きな影響を与えた...
登録国 イラン 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (v) -
アハサー・オアシス、進化する文化的景観
サウジアラビア中部東側、ペルシャ湾から数十キロ内陸に位置する世界最大のオアシスとされており、有史以来天然の水が湧き出る場所として知られていた。 砂漠の中のオアシスながら、湧き水を活かしてコメやナツメヤシが栽培されてきた。 バーレーンで行われた第42回世界遺産委員会において、事前の「不登録」勧告から一転し逆転登録となったレアケースである。
登録国 サウジアラビア 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ブルゴーニュのブドウ栽培の景観
フランス北東部、ブルゴーニュ地方の都市ディジョン南部にあるコート・ドゥ・ニュイとコート・ドゥ・ボーヌの斜面に、多くののクリマ(ブドウ畑の区画)が広がっている。 ブルゴーニュワインは世界的にも有名であり、この地域では現在も活気溢れるブドウ栽培の姿をみることができる。
登録国 フランス 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
ピエモンテの葡萄畑景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート
北イタリア、ピエモンテ州南部に位置するランゲ・ロエロとモンフェッラートの、5つのワイン生産地と城からなる葡萄畑の景観。有名なバローロやバルバレスコなどがこの地で作られている。 丘陵斜面に広がる葡萄畑は、村落や城など、周辺の風景と調和した景観を生み出しており、この地一帯で長年に渡り培われてきた葡萄の栽培とワイン造りに関する伝統、また技術的・経済的なプロセスを...
登録国 イタリア 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
シルクロード:長安-天山回廊の交易路網
中国、カザフスタン、キルギスの3カ国にまたがる遺産であり、長安から天山回廊にかけて広がる交易路網は、中継交易によってローマからアジア各地や日本までを相互に結んで文化交流を促したシルクロードの一部。 「シルクロード(絹の道)」という名称はドイツの地理学者フェルディナント・フォン・リヒトホーフェンによって付けられた。 中国の洛陽や長安から河西回...
登録国 中国 , カザフスタン , キルギス 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (v) , (vi) -
パレスチナ:オリーブとワインの地-エルサレム南部バティールの文化的景観
12世紀以降、地域の農業生産の一角を担ってきたエルサレムの南西、ナブルスとヘブロンの間の中央高原地帯に位置するバティール周辺の丘陵景観は、ワジ(涸れ川)として知られる一連の農業渓谷で、階段状になった石垣が特徴である。市場向けの野菜栽培のために水が引かれた農地がある一方で、ブドウやオリーブの木が植えられた乾燥した土地があり、伝統的な農業景観を形成している。 ...
登録国 パレスチナ 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
古代都市「タウリカのヘルソネソス」とそのホーラ
ウクライナの(現在ロシアとの間で係争中ではあるが)クリミア半島の古代都市遺跡。 古代ギリシャ世界ではクリミア半島はタウリカ半島と呼ばれており、黒海に面した半島南端のケルソネソスは、紀元前5世紀にドーリア系ギリシャ人が築いた植民都市。 都市部であるポリスとホーラ(チョーラ、コーラとも)と呼ばれる区画された農業要地からなる。この区画は主にブドウ園として...
登録国 ウクライナ 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (v) -
バサリ地方:バサリ族、フラ族、ベディック族の文化的景観
セネガル南東部に位置する、バサリ地方の3つの民族と地区、バサリ族のサレマタ地区、ベディク族のバンダファシ地区、フラ族のダンデェフロ地区に残る文化的景観。 11世紀以降にこの地に居住した各民族は、それぞれの特徴を維持し、伝統的な風習や儀礼を継承しながら各地区の自然と調和した生活を送ってきた。
登録国 セネガル 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) , (vi) -
ヘルシングランドの装飾農場家屋群
スウェーデンのヘルシングランドには1,000を超える18〜19世紀建造の木造家屋が残るが、そのうち豪華な内装が施された7つの木造農家が登録対象。 いずれも祝祭用の部屋を持つ点で特徴的であり、バロックやロココ、グスタヴィアン様式のインテリアで飾られ、天井や壁に直接絵が描かれたこれらの農家は亜麻の栽培や森林開発で富を得た農家によって作られたものであ...
登録国 スウェーデン 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (v)