ヨーロッパ/南アメリカ 文化遺産 (ii)/(v)/(x) の世界遺産
選択した項目: ヨーロッパ/南アメリカ, 文化遺産, (ii)/(v)/(x), イスラム教/壁画/砂漠, 2級
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ウベダとバエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物群
スペイン南部、アンダルシア地方の2つの小都市「ウベダ」と「バエーサ」は、国内初のルネサンスに基づく都市改修が行われた地である。 8世紀よりイスラーム化したがレコンキスタによって13世紀にキリスト教徒の元に戻り、その後16世紀に建築家アンドレス・デ・ヴァンデラスなどの尽力によりルネサンス都市として再整備された。 ウベダのパラドールや市庁舎、バエーサ...
登録国 スペイン 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群
カザンはロシア中部の都市であり、このカザン・クレムリンは国内で現存する唯一のタタールの要塞である。 元々はカザン・ハン国の首都であり、イスラームとして繁栄した経緯を持つが、16世紀にイワン雷帝に征服されるとキリスト教化された。 しかしながら後になってモスクが再建されるなど、イスラームとキリスト教の平和的な強調が際立って評価されるに至った。
登録国 ロシア 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
スペイン北西部のキリスト教聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」へと続く巡礼路の、フランス部分。 4本の道(「トゥールの道」「ル・ピュイの道」「トゥールーズの道」「リモージュの道」)とそれらの沿道の遺産(サン・ガディアン大聖堂、サン・セルナン教会、ポン・デュ・ディアブルなど)が登録範囲である。 また、単独で世界遺産となっているモンサンミッシェルや...
登録国 フランス 登録年 1998年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
カステル・デル・モンテ
イタリア南部・プーリア地方にある、神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世によって作られた城塞。 真上から見ると八角形をしており、それぞれの隅に八角形の小塔が設けられている。 フリードリヒ2世はイスラム文化への理解も深く、イスラム的オリエントとヨーロッパ・ゴシック建築が見事に融合した建築物として知られる。
登録国 イタリア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群
スペイン西部の聖ヤコブにゆかりのある聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼するための道と途中の街などが複合的に登録された遺産であり、いわゆる「道の遺産」である。 エルサレム、ローマと並んでキリスト教徒の最も重要な巡礼地のひとつであるサンティアゴ・デ・コンポステーラへはフランス人が多く巡礼したことから「カミノ・フランセス」と呼...
登録国 スペイン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館
スペイン南部のセビリア(セビーリャ)に残る、大聖堂、アルカサル、そしてインディアス古文書館は、イスーラムとキリスト教の融合した文化の産物であり、アラブ化やレコンキスタ、そして大航海時代を経験したイベリア半島の歴史を反映した建造物群である。 2008年、近隣に高層ビルの建設計画が発表されたため景観を損なうとして危機遺産リスト入りが検討された。ビルは完成したがバ...
登録国 スペイン 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (vi) -
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」
ミラノにあるこのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、15世紀半ばにドミニコ会の修道院として建てられた。改修を経てゴシック様式にルネサンス様式が加えられた。 食堂跡の壁に、レオナルド・ダ・ヴィンチが15世紀末に描いた『最後の晩餐』のフレスコ画が残る。第二次世界大戦中に爆撃で建物が一部破壊されたりもしたが、戦後徹底的な修復が行われ今日にその姿を残して...
登録国 イタリア 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii)