セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館

セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館について

スペイン南部のセビリア(セビーリャ)に残る、大聖堂、アルカサル、そしてインディアス古文書館は、イスーラムとキリスト教の融合した文化の産物であり、アラブ化やレコンキスタ、そして大航海時代を経験したイベリア半島の歴史を反映した建造物群である。
2008年、近隣に高層ビルの建設計画が発表されたため景観を損なうとして危機遺産リスト入りが検討された。ビルは完成したがバッファーゾーンの範囲外であったことから危機遺産は回避された。

セビリア大聖堂

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Catedral de Sevilla
クリストファー・コロンブスの墓があることでも知られている、ゴシック・ルネサンス・バロックの様式が混在するスペイン最大の聖堂。
かつてはモスクになっていたがレコンキスタ後にカトリック教会に転用された。セビリヤの象徴ともなっているヒラルダの塔もかつてはイスラームのミナレットであった。
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アルカサル

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Reales Alcázares
ムデハル様式で作られたスペイン王室の宮殿。
グラナダにあるアルハンブラ宮殿の影響を受けている。
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インディアス古文書館

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Archivo de Indias
旧商品取引所に設置された公文書館。
1585年にフアン・デ・エーラの設計で建設された。
18世紀にはインディアス枢機会議が設置された。
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概要

登録国 スペイン
登録年 1987年
登録基準 (i)(ii)(iii)(vi)
分類 文化遺産
その他の特徴 シリアルノミネーションサイト / キリスト教 / イスラム教

地図

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