構成資産 カラット・ブ・マヒール

カラット・ブ・マヒールについて

Qal‘at Bū Māhir
バーレーン王国の旧都ムハラク島の南端に位置する、1840年に築かれた海岸要塞。 全長3.5kmにおよぶ観光ルート「真珠の道(Pearling Path)」の起点となっている場所である。

かつてバーレーン経済の屋台骨であった「天然真珠産業」の最盛期において、この要塞は真珠採取船団の主要な出発港を守る役割を果たしていた。シーズンになると、数千隻ものダウ船がここから沖合の漁場(オイスターベッド)へと旅立っていった歴史を持つ。現在は遺跡の一部と、最新鋭のビジターセンターが整備されている。

この遺産の見どころは、単なる「古い砦」ではなく、海と陸をつなぐ結節点としてデザインされている点だ。 かつての真珠採りたちと同じように、海側からこの場所へアプローチできるように、対岸のバーレーン国立博物館から連絡船を使ってアクセスするユニークな動線が確保されている。

要塞内部のビジターセンターからは、現代的なマナマのスカイライン(摩天楼)と、伝統的なムハラクの古い町並みを同時に見渡すことができ、石油発見以前の「真珠の時代」から現代への劇的な変化を体感できるスポットとなっている。

概要

所属世界遺産名 島の経済を表す真珠産業遺産
登録国 バーレーン
登録年 2012年

地図

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