大森勝山遺跡

大森勝山遺跡 について

青森県弘前市大森
英名:Omori Katsuyama Stone Circle
岩木山麓の丘陵上に立地する環状列石を伴う祭祀遺跡。環状列石は、円丘状の盛土の縁辺部に 77 基の組石を配置し、長径 48.5m、短径 39.1mの楕円形に造られている。環状列石及びその周囲からは、円盤状石製品が約 250 点出土し、環状列石に関連する祭祀・儀礼用の道具と考えられている。本遺跡の周辺には環状列石がないため、広域にわたる複数の集落によって構築、維持、管理された祭祀場と考えられ、精神文化の発達を顕著に示す。環状列石の後背には岩木山を望むことができ、冬至の日には山頂に太陽が沈むとされる。

概要

所属世界遺産名 北海道・北東北の縄文遺跡群
登録国 日本
登録年 2021年

地図

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