大船遺跡

大船遺跡 について

北海道函館市大船町
英名:Ofune Site
太平洋をのぞむ段丘上に立地する拠点集落。竪穴建物、貯蔵穴、盛土、墓などの施設が分離して配置されている。竪穴建物は床を深く掘り込んだものが多く、深さ2mを超える大型のものもある。祭祀場である大規模な盛土には、膨大な量の土器・石器、焼土などが累積し、長期間にわたって祭祀・儀礼が行われていたことを示す。このほか、クジラやオットセイなどの海獣骨、マグロやサケなどの魚骨、クリやクルミなどの堅果類なども出土し、沿岸地域における生業と精神文化を示す重要な遺跡である。

概要

所属世界遺産名 北海道・北東北の縄文遺跡群
登録国 日本
登録年 2021年

地図

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