アフリカ/アジア (vi)/(x) 負の遺産/仏教/滝 の世界遺産
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世界遺産条約では定義されていないが、人類が犯した過ちを記憶にとどめ教訓とする遺産とされている。
例えば戦争や奴隷制、人種差別に関わる遺産を指すとされているが明確な定義が無いためにどれを含めるかに関してはそれぞれ見解が異なるところではある。
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ビハール州ナーランダ・マハーヴィハーラの遺跡
ナーランダ・マハーヴィハーラとは、インドビハール州ナーランダ中部にある427年に建てられた世界最古の大学の1つである遺構。 遺構にはストゥーパや聖廟、僧院、美術作品等も含まれている。この地で研究された大乗仏教は東アジア各地に伝えらえ、日本の仏教にも影響を与えたと言われている。 2018年に名称変更され「ビハール州ナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の遺...
登録国 インド 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-
奥州藤原氏が浄土思想のもと、仏国土(浄土)をこの地に再現するために建立された仏教遺跡群。 聖なる山である金鶏山を取り囲むように作られた寺院や庭園からなる。
登録国 日本 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (vi) -
シダーデ・ヴェリヤ、リベイラ・グランデの歴史都市
カーボヴェルデ、首都プライアがあるサンティアゴ島の南位置するのが、リベイラ・グランデであり、14~17世紀にかけて中西部アフリカにおける奴隷貿易の拠点として栄えた。 ポルトガルの支配下に入ったことで熱帯地方で最初にヨーロッパの植民地となり、砦、教会や広場、奴隷を罰するための「晒し台」等が作られた。18世紀後半にはシダーデ・ヴェリヤ(シダーデ・ヴェーリャ)...
登録国 カーボベルデ 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
ル・モーンの文化的景観
モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。
登録国 モーリシャス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
アープラヴァシ・ガート
モーリシャスの首都ポートルイスにあるアープラヴァシ・ガートは、移民の受け入れに際して使われた建物の総称。ヒンディ語で「移民の駅」といった意味である。 19世紀にイギリス政府により進められた政策は、奴隷制度から契約労働制度への移行であり、この地に集められたインドからの多数の移民は英連邦各地に労働者として送られた。 奴隷制度関連の負の遺産と見る向きもあるが、一...
登録国 モーリシャス 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (vi) -
紀伊山地の霊場と参詣道
一般的には「熊野古道」の名称で知られ、日本で初めて『道』が登録対象となった遺産であり、また日本初の「文化的景観」でもある和歌山、三重、奈良にまたがる文化遺産。 紀伊半島・紀伊山地にある、自然崇拝を起源とする「熊野三山」(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)と「高野山」、「吉野・大峯」に参詣道を含む広範囲に渡る遺産。神仏習合の宗教観を残す。 20...
登録国 日本 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
クンタ・キンテ島と関連遺跡群
ガンビア共和国西武、アフリカの大西洋付近を流れるガンビア側河口付近に浮かぶジェームズ島(クンタ・キンテ島)。 ガンビア川は古来より重要な通商路であり、またゴレ島と並んで奴隷貿易の要地であったことでも知られる。 島に残るバレン要塞や近隣の教会遺跡、小住居地跡などの6遺跡は、アフリカとポルトガルを始めとしたヨーロッパとが出会ったことを物語っている。 ま...
登録国 ガンビア 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
チャンパサック県の文化的景観にある ワット・プーと関連古代遺産群
ラオスのチャンパサック県カオ山麓でメコン川中流左岸に位置する、ワット・プー寺院を中心とした遺跡群。 5〜15世紀にかけて1000年以上に渡り形作られた寺院と周辺の文化的景観を保持している。 ワット・プーはヒンドゥー寺院として建造されたが、今日では上座部仏教の寺院として機能している。
登録国 ラオス 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
仏陀の生誕地ルンビニ
ネパール南部、タライ平原にある小さな村ルンビニーは仏教の4大聖地のひとつであり、ブッダ(釈迦)生誕の地とされる。 釈迦が生まれたのは紀元前623年(諸説あり)のことである。仏教においては重要な巡礼地となっており、かのアショーカ王も即位20年目に巡礼し、この地に石柱を建てた。また6世紀頃にははマーヤーデヴィ寺院が建設された。 1896年にドイツ人考古学者、A・...
登録国 ネパール 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
八萬大蔵経の納められた伽倻山海印寺
韓国南部、慶尚南道に位置する。 802年に創建されたが焼失と改築を繰り返した。モンゴル軍侵攻を克服せんと願が掛けられた数満点以上の高麗大蔵経板(国宝)は仏教の聖典が書かれた木板で1237~1248年に作られた。大蔵経板としては最も完全な形で残っているとされる。 建物は校倉造りで建てられている。
登録国 大韓民国 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
ルウェンゾリ山地国立公園
ウガンダの西部、コンゴ民主共和国との国境付近位置する国立公園。 アフリカ大陸第3の標高を持つ5,109mのマルゲリータ峰(スタンリー山)を含む。 氷河、湖、滝が点在し、数多くの絶滅危惧種の動物が生息し、様々な植物が生い茂っている。 コンゴ民主共和国の世界遺産「ヴィルンガ国立公園」とは隣接している。
登録国 ウガンダ 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x)