ドナウ・デルタ

ドナウ・デルタについて

総延長2,860kmにも及び、中・東欧の10カ国をを流れるドナウ川は、「美しき青きドナウ」と称えられる。
黒海に注ぐ手前でキリア川・スリナ川・聖ゲオルゲ川の三つの支流に分かれ、欧州最大の湿地帯を形成している。
約5,470平方㎞という広大なドナウ・デルタには、ヨシが一面を覆う小島であるプラウルが点在し、数十種の野生動物、三百種の鳥類、百種以上の魚類が生息しているほか、シロペリカンやハイイロペリカンといった渡り鳥の繁殖地としても知られている。
1991年にルーマニアの自然遺産として登録されたが、周辺諸国の排出するゴミや工業排水などの影響で生態系に深刻な影響が及んでいる。

概要

登録国 ルーマニア
登録年 1991年
登録基準 (vii)(x)
分類 自然遺産
その他の特徴 河川・湖

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