城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔

城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔について

アゼルバイジャンの西、アブシェロン半島の南部に位置するバクーは同国の首都である。また、市街はバクー湾に面するように広がった港町でもある。
旧石器時代からの居住地域に建設され、旧市街は11世紀から13世紀に渡って作られた巨大な城壁に現在でも囲まれている。6世紀から7世紀に築かれた土台の上には、高さ32mの乙女の塔(グイズ・ガラスイ)がそびえる。旧市街西斜面にあるシルヴァン朝最盛期の名残を留めるシルヴァンシャーの大宮殿は、アゼルバイジャン建築の最高傑作と言われ、現在は国立博物館となっている。ササン朝ペルシアやアラブを、さらにはロシアなどの影響と文化が共存する独自の景観を持ち、ゾロアスター教、イスラム教といった多様な宗教遺跡を見ることができる。
2003年に危機遺産に登録されたが2009年に解除されている。

概要

登録国 アゼルバイジャン
登録年 2000年
登録基準 (iv)
分類 文化遺産
その他の特徴 その他宗教 / 建築

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