トラムンタナ山脈の文化的景観

トラムンタナ山脈の文化的景観について

スペインの地中海上に浮かぶマヨルカ島、北西岸の切り立った場所に位置するトラムンタナ山脈。
長い歴史の中アラブ人やキリスト教徒と支配層が変わっても、資源の少ない厳しい環境の下、長年に渡り行われてきた農業によって地形が作り変えられ、段々畑の農地や水車を利用した水利灌漑設備網が生み出されてきた。
世界遺産になるに当たって「文化的景観」が認められている。

概要

登録国 スペイン
登録年 2011年
登録基準 (ii)(iv)(v)
分類 文化遺産
その他の特徴 文化的景観 / 農業 / 水利・灌漑

地図

ユーザーコメント

コメントを投稿するには会員登録が必要です。

会員登録してコメントする

2件のコメント

  • 2020年08月09日 16時49分

    じん

    2016年12月。ショパンが愛人ジョルジュ・サンドと共に静養した町バルデモッサへ訪問。

    いいね! 0
  • 2018年11月11日 18時31分

    ゆう

    TBS世界遺産を視聴。2018年11月11日放映。
    地中海に浮かぶ石灰岩の島、マリョルカ島のトラムンタナ山脈。全長は90kmにも及ぶ。
    トラムンタナとは北風という意味だ。

    1000年以上前より、人の手によって山の斜面には石垣が積まれオリーブの段々畑が作られた。
    標高700mの斜面まで段々畑で埋め尽くされているのは圧巻。
    一体誰がこの景観を?実は10世紀にイスラムの人々が空積みの技術でもって作り上げたものである。

    川の無い島でこの段々畑を支えているのは地下水脈や水路。天然の洞窟を利用したり、さらに石を積むことによって作られた水路は島の至る所に張り巡らされており、バイダモサの街などに水を供給している。

    2011年、かつてイスラムの集落だった山奥で13世紀の人骨が見つかった。レコンキスタで街を追われたイスラム教徒が隠れ住んでいたものだろう。

    街のモスクはキリスト聖堂に改修され、パルマ大聖堂となった。そして段々畑もキリスト教徒が受け継ぎ、さらに発展させていった。
    地中海の楽園、マリョルカ島の文化的景観は二つの宗教によって生み出されたものであった。

    いいね! 0