ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園

ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園について

アメリカ及びカナダをまたぐロッキー山脈の中央辺りに位置する。
アメリカ・モンタナ州のグレイシャー国立公園とカナダ・アルバータ州のウォータートン湖国立公園からなり、1932年に世界初の複数国にまたがる国際平和自然公園として指定された。

概要

登録国 カナダ , アメリカ合衆国
登録年 1995年
登録基準 (vii)(ix)
分類 自然遺産
その他の特徴 トランスバウンダリーサイト / 森林 / 国立公園 / 河川・湖

地図

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1件のコメント

  • 2018年12月02日 18時34分

    ゆう

    TBS世界遺産を視聴。2018年12月2日放送分。

    北米大陸の冠であるロッキー山脈に位置する「ウォータートングレイシャー国際平和自然公園」について。

    1932年、カナダのウォータトンとアメリカのグレーシャーという二つの国立公園が統合されて世界初の国際平和公園となった。

    標高2000m以上はどこまでもむき出しの岩肌が続く。これは滑り降りた氷河が削った産物である。グレーシャーは氷河という意味だ。グレーシャー国立公園には世界遺産の範囲だけで26もの氷河が残っているそうだ。グリネル氷河は今も年間数十メートル移動し続けている。
    また、20億年前から生き続ける石のようなバクテリアの集まりであるストロマトライトの化石をみることができる。そう、ロッキー山脈はもともと海底だったのだ。

    氷河が生み出した崖をよじ登るのはシロイワヤギ。この岩肌に適応し断崖を飛び回る珍しい固有種のヤギである。他にシラガマーモットという齧歯目の哺乳類も生息している。
    国境をまたぐウォータートン湖の湖畔には野生のグリズリーを見ることができる。

    ロッキー山脈、トリプルディバイドピークと名付けられた峰に降った水は異なる3つの海に流れ込む。
    西:太平洋、東:大西洋、北:北極海といった具合にとても珍しい三方向の分水嶺なのだ。
    とりわけ東側は長い旅だ。3000kmの旅を経てミシシッピ川からメキシコ湾へと注ぐ。

    ロッキー山脈の西側と東側では全く異なる様相を見せる。西側では湿った雨が降り、東側では乾燥した風が吹く。

    2018年8月、山火事が起きた。しかし国立公園内では消火活動は行われなかった。ロッキー山脈では毎年山火事が起きている。2017年の山火事ではカナダ側の世界遺産部分の40%もの面積を焼き尽くした。
    火事の後は地面の陽当たりが良くなり、ヤナギランのような植物が一斉に成長する。また、コンコルタ松は山火事によってのみ種を広範囲に撒くことができる。このように、山火事もまた自然の営みの一部なのだ。

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