旧集成館

旧集成館について

鹿児島県鹿児島市吉野町
アヘン戦争において清が敗北したことによって海防の必要性を実感した薩摩藩第28代当主島津斉彬によって起こされた集成館事業。島津家の別邸に(仙巌園の隣地部分に)「集成館」という日本初の工場群を建設した。
構成資産には以下三つの要素が含まれている。

①旧集成館反射炉跡
オランダの資料を元に、外国人技術者を雇うことなく自力で鉄製大砲を鋳造するために日本各地に造られた反射炉の現存するひとつ。

②旧集成館機械工場
薩摩藩が長崎製鉄所を手本に建設した様式船舶用機械修理工場。現存する日本最初期の様式工場

③旧鹿児島紡績所技師館
イギリス人技師を招聘し技術を導入した紡績所の技師館。鹿児島紡績所の地下遺構が確認されている。


概要

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