ヨーロッパ/中東 自然遺産 壁画/滝/国立公園 の世界遺産
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ヨーロッパ/中東, 自然遺産, 壁画/滝/国立公園, 2級/4級
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イタリア北東部にある山地、ドロミーティ(ドロミテとも)は、標高3000mを超える山が18峰も連なる広大な山岳地帯である。名称はこの地を調査した地質学者デオダ・ドゥ・ドロミューに因む。
氷河に覆われた山肌、切り立った岩壁、狭く深い谷間が特徴的で、美しい山岳景観として知られている。
地形学の面でも特筆すべきところが多く、この地に由来するドロマイト(苦灰岩)が...
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ヨーロッパ大陸の北西部、北海沿岸に広がるワッデン海は多国間にまたがる、砂と泥からなる世界最大の干潟である。
潮の干満が生み出す大規模な生態系が見られ、アザラシやイルカ、また多数の渡り鳥などの重要な生息地となっている。
2009年オランダとドイツの国境をまたぐ世界遺産として登録、2011年に軽微な変更を経て2014年にはデンマーク部分が追加登録された。
登録国 |
デンマーク , ドイツ , オランダ |
登録年 |
2009年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(viii)
, (ix)
, (x)
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東カルパティア山脈に残る、樹齢、多様さ、大きさ、広さなどの点で突出した価値を持つブナの原生林。
かつては欧州の40%を占めたといわれるヨーロッパブナ林は減少著しいが、この地では広範囲で残っているのが確認できる。絶滅の危惧される植物もみられ、動物ではレッドリストに登録されているキンメフクロウもみられる。
2007年にスロバキアとウクライナのブナ林が...
登録国 |
スロバキア , ウクライナ , ドイツ , アルバニア , イタリア , オーストリア , クロアチア , スペイン , ブルガリア , ベルギー , スロベニア , ルーマニア |
登録年 |
2007年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(ix)
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ロシア最北東端、大陸とロング海峡を挟み北極圏に位置するウランゲリ島保護区は、ウランゲリ島と小さなヘラルド島、そして周辺の海域からなる。
この地は渡り鳥が見られる最北の地として知られ、またアザラシ、シロフクロウ、レミングの繁殖地となっており、ホッキョクグマは世界一の密度で生息している。
登録国 |
ロシア |
登録年 |
2004年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(ix)
, (x)
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モンゴルとロシアのトランスバウンダリーサイト(国境をまたいだ世界遺産)であるウヴス・ヌール盆地。
塩水湖でありモンゴル最大の湖であるウヴス・ヌール湖を中心とする、2カ国の保護区を含んでいる。
砂漠地域にはアレチネズミ、マダライタチなどの珍しい動物の生息地となっている。またユキヒョウやアジアアイベックスといった絶滅危惧種もみられる。
登録国 |
モンゴル , ロシア |
登録年 |
2003年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(ix)
, (x)
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ロシアの日本海側、沿海地方からハバロフスク地方に位置する山脈である。
この地の特徴を一言で表すと「折衷」である。冷たいタイガ気候に対して温暖な亜熱帯気候が両方見られ、また南方種であるトラやヒマラヤグマに対して北方種であるオオヤマネコやヒグマが見られる。この混ざりあった独特の地域性が評価された。また多くの絶滅危惧種が生息する貴重な場所でもある。
2018年には...
登録国 |
ロシア |
登録年 |
2001年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(x)
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シチリア島の北岸沖に位置する、リーパリ諸島とも呼ばれるエオーリエ諸島は、火山群島として知られる。
火山という単語であるヴォルケーノの語源となったヴルカーノ島や「地中海の灯台」と呼ばれるストロンボリ島など、著名な火山の宝庫である。
また、重要野鳥生息域でもあり、絶滅危惧種の鳥類が多数生息している。
登録国 |
イタリア |
登録年 |
2000年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(viii)
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スウェーデンの「ハイコースト」(現地の言葉でヘーガクステン)はバルト海の北部のボスニア湾内に位置し、多数の島々からなる。
大地の上に乗っていた氷河が溶けることでその重さを失い大地が隆起するというアイソスタシーが見られる。この地は現在でも隆起が続いている。
2006年には同じ現象が起こっているフィンランド領内のクヴァルケン群島を加え、登録範囲拡大となった。
登録国 |
フィンランド , スウェーデン |
登録年 |
2000年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(viii)
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ロシア連邦の極東連邦管区の連邦構成主体の1つカムチャッカ地方にあり、全てがカムチャッカ半島に含まれている。
半島はプレートがぶつかる位置にあるため世界有数の火山地帯であり、約300の火山がある。その中の幾つかの自然公園と自然保護区が登録対象である。
火山の多い独特な土地柄開発が及ばなかったこともあり手付かずの自然が残されている場所も多い。その自然美や多彩な火...
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総延長2,860kmにも及び、中・東欧の10カ国をを流れるドナウ川は、「美しき青きドナウ」と称えられる。
黒海に注ぐ手前でキリア川・スリナ川・聖ゲオルゲ川の三つの支流に分かれ、欧州最大の湿地帯を形成している。
約5,470平方㎞という広大なドナウ・デルタには、ヨシが一面を覆う小島であるプラウルが点在し、数十種の野生動物、三百種の鳥類、百種以上の魚類が生息して...
登録国 |
ルーマニア |
登録年 |
1991年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(vii)
, (x)
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クロアチアの首都ザグレブから南に100km程進んだ場所に位置するプリトヴィチェ湖沼国立公園。
階段状に多くの湖が形成され、滝が流れ落ち、ブナの森に囲まれた美しい景観で知られる。
標高639mに位置するプロシュチャン湖から流れるプリトヴィツェ川が階段状に16の湖沼群を形成している。炭酸カルシウム濃度が高いため石灰華が生じ、いくつもの湖が形成された。
これ...