中東 文化遺産 (i)/(x) の世界遺産
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中東, 文化遺産, (i)/(x), 危機遺産/壁画/城・宮殿
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。 登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。 リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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英名:Ḥimā Cultural Area
サウジアラビア南西部ナジュラーン州の乾燥した山岳地帯に位置し、古代のキャラバンルート上であったヒマー文化圏には、古くは7,000年前に遡る壁画があり、動物や狩猟の様子・植物や生活が描かれている。
また、20世紀後半までの間にこの地を訪れた者などが書いたと思われるムスナド語、アラム語-ナバテア語、南アラビア語、タムディック語、ギリシャ語、...
イラン南部、ファールス州に位置する、キュロス2世 によって紀元前6世紀に建設されたアケメネス朝ペルシアの最初の首都。
都市の建設はキュロス2世自身が亡くなった為中途に終わったが、ダレイオス1世がスーサに遷都するまでは首都として機能していた。
キュロス2世の墓と伝えられている建造物や宮殿だった場所等が残っている。
ヨルダンの首都アンマンの東方に位置する、クサイル・アムラとも呼ばれるアムラ城。
ハマム という浴場施設を等を有したウマイヤ朝時代の遺跡である。
イスラームでは珍しいデザインのフレスコ画に覆われている。
シリア南部、ヨルダン国境近くにある古都ボスラ。
106年にローマ帝国に征服されると、ローマ帝国アラビア属州 の州都となった。
現在の街の下に遺跡があるため全体像は解明されていないが、ローマ劇場の遺構などが見つかっている。
この地の建造物は黒みがかった玄武岩が使われていたため黒い遺跡となっている。
シリア、首都ダマスカスの北東約215kmほどに位置し、シリア砂漠の中に存在する古代遺跡。
パルミラとはギリシャ語で「ナツメヤシ」を意味する言葉が語源とである。
紀元前1~後3世紀にかけて、シルクロードの要衝としてローマ世界とアジア地域を結ぶ隊商都市となった。2世紀にハドリアヌス帝 から自由都市の資格を与えられたことにより発展したが、3世紀にゼノビア がロ...
エジプト、カイロの南に約670kmのナイル川中流域に位置するエジプト新王国時代の遺跡。
第18王朝時代に繁栄し、ナイル川東岸にはカルナック神殿ルクソール神殿が、西岸であるいわゆる死者の都(ネクロポリス)にはラムセス2世やハトシェプスト女王 の葬祭殿、砂漠丘陵地の王家の谷の墓地群がある。
イラン、ザグロス山脈の東、エスファハーン(イスファハンとも)に位置する。
紀元前6世紀頃からの歴史をもつイラン有数のオアシス都市として政治・文化・交通の拠点であり、16世紀末にアッバース1世 によりサファヴィー朝の首都に定められ発展したこの街は当時「エスファハーンは世界の半分」とまで言われた。
イマームのモスク やアリー・カブー宮殿 などで囲ま...
シリア南西部ダマスカスは、紀元前3000年からの歴史を持つシリアの現在の首都。
イスラム世界初の王朝であるウマイヤ朝の首都としても繁栄した。
現在も残るウマイヤ・モスク は、元々ギリシャ正教の教会だったものを8世紀初めに大モスクに改造したものであり、現存する最古のモスクである。
16世紀にはオスマン・トルコの勢力下に入り、その後も商業都市としての性格を保ち...