文化遺産 (i)/(vi) 危機遺産/森林 の世界遺産
選択した項目: 文化遺産, (i)/(vi), 危機遺産/森林
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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ヘブロン/アル=ハリール旧市街
英名:Hebron/Al-Khalil Old Town パレスチナ、エルサレムの南にあるユダヤ・キリスト・イスラームの聖地。それら3宗教の祖とされるアブラハムの墓がある。マクペラの洞穴でも知られている。 2017年の世界遺産委員会で緊急的登録推薦という例外的な方法で推薦・審議され、世界遺産登録と同時に危機遺産リストに入れられた。
登録国 パレスチナ 登録年 2017年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
ナン・マドール:東ミクロネシアの儀式の中心地
ミクロネシア連邦のポンペイ州に位置するナン・マドール(現地の言葉ではナンマトル)は、玄武岩とサンゴの巨礫岩の壁で作られた多くの人工島の遺跡。 13世紀から15世紀の間に建てられた石造りの宮殿や寺院、墓所や居住地域が残っており、シャウテレウル朝の宗教的儀式の中心地とされる。 泥が沈殿しそこから生えるマングローブが遺跡を覆い尽くしている状況が懸念され危機遺産リス...
登録国 ミクロネシア連邦 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vi) -
ル・モーンの文化的景観
モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。
登録国 モーリシャス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ミジケンダの聖なるカヤの森林
ケニア共和国のインド洋沿岸におよそ200㎞に渡り広がる森林には「カヤ」と呼ばれる村落があり、この一帯に住むミジケンダの人々にとっては聖域と捉えられていた。 16世紀にこの地に定住したミジケンダの人々は神域を守るためカヤに防御機能を備えており、森林の中に円形の柵を設け、石壁と木のドアの入り口があり周囲に住居を配している。 1940年代までに住居は放棄されたが...
登録国 ケニア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) , (vi) -
キーウ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キエフ-ペチェールスカヤ大修道院
ウクライナの首都キーウ(キエフ)にある、かつて栄えたキエフ大公国の面影を今に伝える修道院建築物群。 10世紀末にキエフ大公国がキリスト教(ギリシャ正教)を国教として公認すると、ビザンチン様式の教会や修道院が建てられた。 特にキエフ大聖堂は後のロシア等での聖堂建築に影響を与えることとなった。 2019年、第43世界遺産委員会において英名および仏名での...
登録国 ウクライナ 登録年 1990年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
チャン・チャン遺跡地帯
ペルー北部海岸のトルヒージョの郊外にあり、インカ帝国が中央アンデスを統一するまでの12~15世紀に栄えたチムー王国の首都。チャンチャンとは「輝ける太陽」の意。 建造物、神殿、広場など、古代アンデス文明最大のアドベ(日干しレンガ)による計画都市である。チュディ王宮跡シウダデラは、とくに調査や修復が進んでいる。
登録国 ペルー 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
レプティス・マグナの古代遺跡
リビアの首都トリポリの東約100kmに位置する古代都市遺跡。 紀元前10年、フェニキア人の街として建設され、2世紀初頭にはローマの植民都市となった。 その後この地出身のセプティミウス・セウェルスがローマ皇帝として即位すると、自らの故郷であるレプティスの街に多くの建造物を作り、他のローマ帝国の都に比肩されるほどの大都市となった。 セウェルス帝の凱旋門...
登録国 リビア 登録年 1982年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
エルサレムの旧市街とその城壁群
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3宗教の聖地であり多くの門を擁する城塞に囲まれた僅か1平方㎞の旧市街。未だ解決せぬ帰属問題と政治的背景からヨルダンよる代理申請という形が取られた異例の遺産である。この経緯から登録国は実在の国ではない「エルサレム」として扱われている。 ユダヤ教:嘆きの壁、キリスト教:聖墳墓記念聖堂、イスラム教:岩のドーム...
登録国 登録年 1981年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi)