負の遺産/砂漠/化石・地層 の世界遺産

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世界遺産条約では定義されていないが、人類が犯した過ちを記憶にとどめ教訓とする遺産とされている。
例えば戦争や奴隷制、人種差別に関わる遺産を指すとされているが明確な定義が無いためにどれを含めるかに関してはそれぞれ見解が異なるところではある。

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    澄江の化石産地

    中国雲南省の澄江において、いわゆるカンブリア爆発の痕跡を示す化石が完全な形で多数出土した。 5億3000万年前のカンブリア紀前期の特徴を示すこれらの化石は、藻類・海面動物門をはじめとして脊索動物門まで16門、およそ200種におよび、現在の地球上に見られる生物分類群をほぼ網羅しているとされる。

    登録国 中国
    登録年 2012年 分類 自然遺産
    登録基準 (viii)
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    人類の進化を示すカルメル山の遺跡:ナハル・メアロット/ワディ・エルムガーラ渓谷の洞窟群

    イスラエル北部、カルメル山の4つの洞窟と周辺の遺跡群。 ナハル・メアロットとはヘブライ語で「洞窟群の渓谷」を意味する。 旧石器時代〜新石器時代の人類化石や、人が定住し農耕した跡などが発見されているが、比較的年代が新しいため化石人類の遺跡として自然遺産登録はされず、代わりに文化遺産となっている。

    登録国 イスラエル
    登録年 2012年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v)
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    メロエ島の古代遺跡群

    スーダン共和国、ナイル川とアトバラ川に挟まれた荒野に臨み、紀元前から紀元後4世紀にかけて支配したクシュ王国の中心地であった。 クシュ王国の二大文化であるナパタ文化(「ゲベル・バルカルの遺跡群」として別の世界遺産で登録されている)とメロエ文化(本遺産)のひとつ。メロエ島は鉄鉱石が豊富に採掘されたため、アフリカの黒人史上最初の鉄騎製造の中心地と...

    登録国 スーダン
    登録年 2011年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (v)
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    ワディ・ラム保護地域

    ヨルダン南部、サウジアラビアとの国境付近にある742㎢の地域で、複合遺産である。 狭い谷、アーチ状の岩石、切り立った崖や傾斜地、大規模な地すべり地形や洞窟などといった砂漠特有の景観がある。 約1万2000年にわたり人間と自然が共存してきたことを証明する考古学的遺跡群も残っており、約25,000の岩面彫刻と約20,000の碑文が確認されている。

    登録国 ヨルダン
    登録年 2011年 分類 複合遺産
    登録基準 (iii) , (v) , (vii)
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    プトラナ高原

    プトラナ台地は中央シベリア北部にあるプトラナ台地の中央部に位置し、遺産登録範囲はプトラナ国立自然保護区と一致している。 手つかずの寒冷な湖や河川をはじめ、タイガやツンドラ、ツンドラ極地砂漠といった、亜北極圏から北極圏までの生態系が手つかずの状態で残されていることが評価された。

    登録国 ロシア
    登録年 2010年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (ix)
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    ビキニ環礁核実験場

    マーシャル諸島初の世界遺産。アメリカが信託統治領であったこの場所で初の水爆を含む核実験を行ったことの証拠を残す負の遺産である。 周辺住民を移住させ、1946〜1958年まで、度重なる核実験が行われた。日本の第五福竜丸をはじめとして、2万人におよぶ被爆をもたらしたと言われている。 一見すると美しい海域だが、1946年の実験で沈んだ船と、水素爆弾「ブラボー」の実験でできた...

    登録国 マーシャル諸島
    登録年 2010年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv) , (vi)
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    中国丹霞

    構成遺産地域は6ヵ所から成り、中国南西部の亜熱帯地域に位置している。 丹霞とは赤い堆積層が土地の隆起や風化・浸食などの要因を受けて形成された景観のことである。丹霞山に由来する。 また、この急峻な地形は亜熱帯の常緑広葉樹林を保全するのに寄与しており、数百種の希少種・絶滅危惧種などを含む多くの動植物がみられる。

    登録国 中国
    登録年 2010年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (viii)
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    オーストラリア囚人遺跡群

    大英帝国が18世紀から19世紀にかけてオーストラリア各地に建設した1000を超える囚人遺跡の中から、11ヵ所が選ばれたもの。 懲罰としての収監はもとより、植民地開拓の労働力としての役割を担わされることもあった。これらの施設には開拓期の80年間で17万人もの成人や子供が送られたとされている。また、このためアボリジニが強制移住させられるということも起こった。 いわゆ...

    登録国 オーストラリア
    登録年 2010年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv) , (vi)
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    シダーデ・ヴェリヤ、リベイラ・グランデの歴史都市

    カーボヴェルデ、首都プライアがあるサンティアゴ島の南位置するのが、リベイラ・グランデであり、14~17世紀にかけて中西部アフリカにおける奴隷貿易の拠点として栄えた。 ポルトガルの支配下に入ったことで熱帯地方で最初にヨーロッパの植民地となり、砦、教会や広場、奴隷を罰するための「晒し台」等が作られた。18世紀後半にはシダーデ・ヴェリヤ(シダーデ・ヴェーリャ)...

    登録国 カーボベルデ
    登録年 2009年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (vi)
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    ドロミテ山塊

    イタリア北東部にある山地、ドロミーティ(ドロミテとも)は、標高3000mを超える山が18峰も連なる広大な山岳地帯である。名称はこの地を調査した地質学者デオダ・ドゥ・ドロミューに因む。 氷河に覆われた山肌、切り立った岩壁、狭く深い谷間が特徴的で、美しい山岳景観として知られている。 地形学の面でも特筆すべきところが多く、この地に由来するドロマイト(苦灰岩)が...

    登録国 イタリア
    登録年 2009年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (viii)
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    スイスのサルドナ地殻変動地帯

    スイス北西部のグラールス衝上断層という特殊な地層の自然遺産。 サルドナ山を中心に3,000m級の七つの峰が集まるこの地は、プレート衝突による造山活動の結果古い地層が新しい地層よりも上に押し上げられた。 具体的には約2億5,000万~3億万年前の古い地層が約3,500万~5,000万年前の上に乗っており、これは通常とは逆の現象で、プレートテクトニクスを解明する上で貴重な史...

    登録国 スイス
    登録年 2008年 分類 自然遺産
    登録基準 (viii)
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    ジョギンズ化石断崖

    カナダ東部、ノバスコシア州沿岸にあるジョギンズ化石断崖は石炭紀の化石が多数出土しており「石炭紀のガラバゴス」とも呼ばれる。 ペンシルバニア紀の割合が多く見られる15kmほどの海岸線と断崖からは、最古の爬虫類のひとつであるヒロノムスの化石なども見つかっており生命の進化の主要な段階の一つを示す証拠として貴重である。

    登録国 カナダ
    登録年 2008年 分類 自然遺産
    登録基準 (viii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503073377_ニューカレドニアのサンゴ礁(1).jpg

    ニューカレドニアの珊瑚礁:環礁の多様性と関連する生態系

    オーストラリア東方の島で、南太平洋のメラネシア地域に浮かぶフランス領土、ニューカレドニア。 グレートバリアリーフに次いで世界第2位の面積を誇るこの環礁地域では、146種類の珊瑚や多数の魚類をみることができる。またジュゴンをはじめ、絶滅の危機に瀕した海洋哺乳類・鳥類も生息している。 古代のサンゴの化石も多くみられるこの海域は、南太平洋の歴史を探る上で極め...

    登録国 フランス
    登録年 2008年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (ix) , (x)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1496736983_LeMorne.jpg

    ル・モーンの文化的景観

    モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。

    登録国 モーリシャス
    登録年 2008年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501051873_2418530474_582772bb26_z.jpg

    リフタスフェルトの文化的及び植生景観

    南アフリカ北西部、北ケープ州の峡谷や険しい山々、砂漠からなる荒涼地帯に位置する。 乾燥し降雨の滅多にない厳しい環境下で、南アフリカ最後の半遊牧民といわれるナマ人が、伝統的な放牧生活を送っている。 現在も続くその生活様式や植生景観が評価されて遺産登録に至った。

    登録国 南アフリカ
    登録年 2007年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv) , (v)
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    アープラヴァシ・ガート

    モーリシャスの首都ポートルイスにあるアープラヴァシ・ガートは、移民の受け入れに際して使われた建物の総称。ヒンディ語で「移民の駅」といった意味である。 19世紀にイギリス政府により進められた政策は、奴隷制度から契約労働制度への移行であり、この地に集められたインドからの多数の移民は英連邦各地に労働者として送られた。 奴隷制度関連の負の遺産と見る向きもあるが、一...

    登録国 モーリシャス
    登録年 2006年 分類 文化遺産
    登録基準 (vi)
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    フレーデフォート・ドーム

    ヨハネスブルグの南西120㎞、フリーステイト州に位置する。 フレーデフォート・ドームと呼ばれる隕石衝突跡は、20億2300万年前(古原生代)に巨大隕石が衝突した痕跡である。 世界最古、世界最大のクレーターとして知られている。 地質学的特性を失わずに現存する隕石痕としての価値は大きい。

    登録国 南アフリカ
    登録年 2005年 分類 自然遺産
    登録基準 (viii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1495341043_bosnia-and-herzegovina-bridge.jpg

    モスタル旧市街の石橋地区

    ボスニア・ヘルツェゴビナ南部、ネレトヴァ川の渓谷沿いの古都モスタルは、15~16世紀にはオスマン帝国の国境の町として栄え、19~20世紀のオーストリア・ハンガリー帝国時代にも発展を遂げた。 水面から20mの天空にかかる古橋はスターリ・モストと呼ばれており、オスマン帝国の宮廷建築家ミマール・スィナンの設計。 この橋とトルコ風の古い町並みは、1990年代のユー...

    登録国 ボスニア・ヘルツェゴビナ
    登録年 2005年 分類 文化遺産
    登録基準 (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501982085_クジラの谷-化石.jpg

    ワディ・エル‐ヒータン(クジラの谷)

    エジプト、カイロの西の砂漠地帯に位置するワディ・エル-ヒータン(クジラの谷)は絶滅したクジラの祖先の化石が多数発見されている場所である。 かつてこの辺りは浅い海であり、後ろ脚のあるバシロサウルスが生息していたことが化石から読み取れる。これは陸上生物である哺乳類が海へと生活の場を移す証拠として貴重である。 この地域は化石の密集度・質ともに世界屈指であ...

    登録国 エジプト
    登録年 2005年 分類 自然遺産
    登録基準 (viii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1504350912_Uvs-Nuur_Hollow,_Mongolia,_Russia,_Landsat.jpg

    ウヴス・ヌール盆地

    モンゴルとロシアのトランスバウンダリーサイト(国境をまたいだ世界遺産)であるウヴス・ヌール盆地。 塩水湖でありモンゴル最大の湖であるウヴス・ヌール湖を中心とする、2カ国の保護区を含んでいる。 砂漠地域にはアレチネズミ、マダライタチなどの珍しい動物の生息地となっている。またユキヒョウやアジアアイベックスといった絶滅危惧種もみられる。

    登録国 モンゴル , ロシア
    登録年 2003年 分類 自然遺産
    登録基準 (ix) , (x)
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