ビキニ環礁核実験場

ビキニ環礁核実験場について

マーシャル諸島初の世界遺産。アメリカが信託統治領であったこの場所で初の水爆を含む核実験を行ったことの証拠を残す負の遺産である。
周辺住民を移住させ、1946〜1958年まで、度重なる核実験が行われた。日本の第五福竜丸をはじめとして、2万人におよぶ被爆をもたらしたと言われている。
一見すると美しい海域だが、1946年の実験で沈んだ船と、水素爆弾「ブラボー」の実験でできた巨大なブラボー・クレーターが残っている。
一連の実験で累計すると広島型原爆の7000個分に相当する影響がもたらされた。実験の影響で居住には適さず、現在でも無人島のままである。

概要

登録国 マーシャル諸島
登録年 2010年
登録基準 (iv)(vi)
分類 文化遺産
その他の特徴 負の遺産 / 環礁

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