アフリカ/オセアニア 文化遺産/自然遺産 文化的景観/建築/交易路・巡礼路 の世界遺産

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端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

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  • ゲデオ文化的景観

    英名:The Gedeo Cultural Landscape エチオピアの高地に位置するゲデオ文化的景観は、持続可能な農林業が特徴的。 大きな木・エンセット(主食)・コーヒーが多層に栽培されているこの地はゲデオ人が密集して住んでおり、彼らの伝統的な知識が地域の森林管理を支えている。またこの地域には、宗教儀式のための神聖な森と、巨石の記念碑が点在している。

    登録国 エチオピア
    登録年 2023年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1565422618_Budj_Bim_‐_Mt_Eccles_National_Park,_Victoria,_Australia.jpg

    バッジ・ビムの文化的景観

    英名:Budj Bim Cultural Landscape オーストラリア南東部、ビクトリア州にある死火山のバッジ・ビムに関連する文化的景観。 火山が作り出した地形において先住民によるうなぎの養殖といった巧みな水の利用などが評価された。これは数千年に及ぶ営みであり、永続的なエコシステムである。

    登録国 オーストラリア
    登録年 2019年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1530811958_Thimlich_Ohinga_Cultural_Landscape-_Kenya.jpeg

    ティムリカ・オヒンガ考古遺跡

    ケニアの考古遺跡遺産。 この地域では14世紀頃よりオヒンガと呼ばれる石壁を積み上げて集落を囲んできた。中でもティムリカの特筆すべきオヒンガが登録された。

    登録国 ケニア
    登録年 2018年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1500470156_20351381588_2fda85fbe5_z.jpg

    コマニの文化的景観

    英名:ǂKhomani Cultural Landscape 南アフリカ北部で、ナミビアとボツワナの国境にかけて広がっているカラハリ・ゲムズボック国立公園を含む、カラハリ砂漠に住んでいる「世界最古の人類」とも呼ばれる狩猟採取民族サン人の暮らす文化的景観である。

    登録国 南アフリカ
    登録年 2017年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1500469427_8351468351_7fd2872937_z(1).jpg

    アスマラ : アフリカのモダニズム都市

    英名:Asmara: a Modernist City of Africa エリトリアの首都であり、標高約2300mの高地に位置する都市アスマラ。 かつてイタリアの植民地であり、イタリア領エリトリアの首都だった時代に建てられたモダニズム建築が残る街並みを見ることができる。

    登録国 エリトリア
    登録年 2017年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501040588_pixta_14545925_S.jpg

    レブカ歴史的港町

    フィジー共和国、オバラウ島にある港町レブカの歴史地区。 1874年にイギリス支配下のフィジー植民地最初の首都となった。 街には役所や教会、商業施設などコロニアル風の低層建築が並んでおり、ヨーロッパ風と地元の伝統が融合した南太平洋地域の植民地都市の代表とされている。

    登録国 フィジー
    登録年 2013年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1496570518_monument-to-the-tower-of-hassan.jpg

    ラバト:近代都市と歴史的都市が共存する首都

    モロッコ北西の同国首都ラバトは、20世紀前半のフランス保護領時代に計画的に改造された、新市街と旧市街が一体となって独自の都市を作り上げた好例。 新市街はヨーロッパ的な建物、旧市街には12〜17世紀のイスラーム時代のマグレブの建物(ムワッヒド城壁など)が残っている。

    登録国 モロッコ
    登録年 2012年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503747900_バサリ地方_セネガル(1).jpg

    バサリ地方:バサリ族、フラ族、ベディック族の文化的景観

    セネガル南東部に位置する、バサリ地方の3つの民族と地区、バサリ族のサレマタ地区、ベディク族のバンダファシ地区、フラ族のダンデェフロ地区に残る文化的景観。 11世紀以降にこの地に居住した各民族は、それぞれの特徴を維持し、伝統的な風習や儀礼を継承しながら各地区の自然と調和した生活を送ってきた。

    登録国 セネガル
    登録年 2012年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498148779_konso.jpg

    コンソの文化的景観

    エチオピア南部、コンソ高原。石垣の段畑と要塞化された集落の文化的景観。 21世代、400年以上の歴史を有しており、激しい乾燥という厳しい環境に適応してきた。 英雄的死者を木像にして後世に語り継ぐという独自の文化を有している。

    登録国 エチオピア
    登録年 2011年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1504194769_サルーム・デルタ-Saloum.gif

    サルーム・デルタ

    セネガルのサルーム・ジョンボ・バンジャラの3つの河川とそれらの支流によって形成された三角州である「サムール・デルタ」で、約5,000k㎡の範囲に及ぶ。 200以上の小島、マングローブの森、乾燥林、汽水域の水路などがあるこの地域は自然遺産ではなく文化遺産(文化的景観)としての登録である。それを決定付ける要素として、218の貝塚が発見されており、28の貝塚型の古墳か...

    登録国 セネガル
    登録年 2011年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1496743670_fele-cave.jpg

    首長ロイ・マタの地

    南太平洋のシェパード諸島に位置する共和制国家、バヌアツ初の世界遺産であり、かつての伝説的な首長ロイ・マタゆかりの史跡群。 1600年頃にエファテ周辺を統治し平和をもたらしたロイ・マタの住居、終焉の地(壁画のある洞窟)、墓が登録範囲。 口承の伝統を考古学的に証明した好例である。

    登録国 バヌアツ
    登録年 2008年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1496736983_LeMorne.jpg

    ル・モーンの文化的景観

    モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。

    登録国 モーリシャス
    登録年 2008年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (vi)
  • クックの初期農耕遺跡

    パプアニューギニア南部にある、ニューギニア島最古の農耕地。 7000年前、あるいは1万年前にまで遡る農業遺跡であるとみられており、タロイモ・ヤムイモの栽培跡、また時代を経てバナナの栽培がはじまった形跡が残っている。 これほど長期に渡る農業の考古遺跡は世界でも類がなく、その点で貴重である。

    登録国 パプアニューギニア
    登録年 2008年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493761710_imgF1491878863_e837b00f2df1013ed95c4518b7484f91eb7fe6d304b0154894f8c671afe9b7_640.jpg

    シドニー・オペラハウス

    オーストラリアの首都、シドニーに位置する象徴的な建築物。 シドニー湾に張り出した半島上、王立植物園やハーバー・ブリッジに近接して建つオペラハウスは、デンマーク人建築家ヨーン・ウッツォンの設計で1959年に着工し1973年に竣工した。 世界最大級のパイプオルガンを備えたコンサートホールや、劇場、レストランなどが入っている。 人類の創造性の傑作として登録基準(ⅰ...

    登録国 オーストラリア
    登録年 2007年 分類 文化遺産
    登録基準 (i)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501051873_2418530474_582772bb26_z.jpg

    リフタスフェルトの文化的及び植生景観

    南アフリカ北西部、北ケープ州の峡谷や険しい山々、砂漠からなる荒涼地帯に位置する。 乾燥し降雨の滅多にない厳しい環境下で、南アフリカ最後の半遊牧民といわれるナマ人が、伝統的な放牧生活を送っている。 現在も続くその生活様式や植生景観が評価されて遺産登録に至った。

    登録国 南アフリカ
    登録年 2007年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498147938_HararJugol.jpg

    ハラール・ジャゴル歴史的要塞都市

    エチオピア東部の砂漠やサバンナに囲まれた渓谷の台地に位置するハラール・ジャゴル歴史的要塞都市は、イスラムの聖地である。 13世紀から築かれた、ジャゴルという高さ4mの城壁に囲まれたこの地はハラリ王国の首都となった16世紀にイスラム都市として栄えた。 アフリカとイスラムの伝統文化の融合した独自の建築様式がみられる。

    登録国 エチオピア
    登録年 2006年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1547440432_Osun_Sacred_Grove_Forest_-_Sculptures_-Tosin_Odunfa.jpg

    オスン-オソボ聖林

    ナイジェリア南西部オソボ郊外にあるオスン聖林は、ヨルバ族の聖地である。 豊饒の女神オスンが住まう地とされているこの場所は、芸術的な祭壇が多数残っている。 ヨルバ文化における最後の聖林であり、アイデンティティの象徴である。 オシュン=オショグボとも呼ばれる。

    登録国 ナイジェリア
    登録年 2005年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1504358808_クタマク:バタマリバ人の土地.jpg

    クタマク:バタマリバ人の土地

    アフリカ西部の国トーゴの北東部に位置するクタマクは、隣国ベナン付近まで広がる文化的景観である。 少数民族のバタマリバ人の暮らす地であり、人々と土地の結びつきを表したタキエンタという泥で造られた塔状の住居は、トーゴの象徴ともなっている。 2階建で穀物庫を持つ円筒形のこの建物は村単位に密集し、儀式を行う場などと共に文化的な景観を形成している。 2...

    登録国 トーゴ , ベナン
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (v) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1502620466_王立展覧会場.jpg

    王立展示館とカールトン庭園

    オーストラリア、メルボルンにある王立展示館とその周囲のカールトン庭園は、1880年及び1888年にメルボルンで開催された万国博覧会の展示会場としてジョセフ・リードの設計で建設された。 オーストラリアで最初の大陸ヨーロッパ風建築物と言われておりビザンチンやロマネスク、ルネサンス様式などといった複数の様式が組み合わされている。

    登録国 オーストラリア
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493842743_imgF1492431381_27596233833_ff862507aa_c.jpg

    マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市

    マサガンの城壁はカサブランカの南西90㎞付近、大西洋に面するポルトガル旧市街の一角にある。 16世紀初期にポルトガル人に征服され城塞都市が築かれ1769年までポルトガル領だった。 マヌエル様式の聖母被昇天教会や貯水槽などが残る。

    登録国 モロッコ
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
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