アジア 文化遺産 その他宗教/城・宮殿 の世界遺産
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アジア, 文化遺産, その他宗教/城・宮殿
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北京市の中心部に位置する。天壇(てんだん)とは明・清代の中国の祭祀場である。
中国人の宇宙観に基いて建造されたこの場所は、現在でも北京の象徴的な場所のひとつとなっている。
歴代皇帝が祈りを捧げたとされる祈念殿、儀式を執り行った圜丘壇、そして皇穹宇が南北に一直線に並んでる。
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北京城西直門から北西へ約10kmに位置する宮殿跡並びに庭園である。
西太后が暮らしたことでも知られ、「夏の宮殿」とも言われるこの宮殿は、17世紀に建造され、以後200年にも渡り拡大された庭園を持つ遺産である。
元の名は清漪園であったが、第二次アヘン戦争により一度焼失し、1888年に再建して現在の名に改められた。
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東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺の6社寺に春日山原始林、平城京跡を合わせた8ヵ所からなる奈良の遺産。
8世紀に日本の都であった平城京では、仏教興隆政策のもとに数多くの寺院が建造された。
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15世紀初頭李朝太宗が、景福宮の離宮としてソウルに造営した。
13棟の木造建築が現存しており、宮殿北部の秘苑とともに当時の文化を今に残す。
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ソウルの南、京畿道約水原市の東山と八達山に囲まれた古来からの要衝の地。
李朝朝鮮22代の王、正祖が離宮として華城を建設させた。
城郭も作られ、蒼竜門・八竜門・華西門・長安門の4門をもつ城壁は6kmに達し、隠し門もある。長安門は朝鮮動乱で焼けてしまったが、城郭・城壁の殆どは現在も見ることができる。
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12世紀に平清盛によって造営が始まり13世紀に主要殿舎が建造された。特に社殿は寝殿造りとして知られている。
広島県、瀬戸内海に浮かぶ宮島は古より信仰の対象とされてきた。前方には海を、背には神の山とされる瀰山(みせん:弥山)の存在によって総合的に景観を生み出しており、海と森林区域もまた遺産の範囲である。
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武当山は湖北十堰市にある名山であり、一帯に建造された道教寺院群が文化遺産となっている。
7世紀に始まった同寺院群の建設であったが元の時代に一度消失することになる。それを15世紀に明の永楽帝が再建したものがほぼ当時の姿で現在に残る。
また、武当券の発祥の地としてもしられる。
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チベット自治区ラサ市、チベット仏教の聖地とされるこの地に建立された寺院・宮殿。
「神の地」の意味を持つラサは、ソンツェン・ガンポ王が初めてチベットを統一し遷都したことから始まる。この場所でインドと中国の仏教文化を取り入れて発展した。
一度滅びたチベットだったが、ダライ・ラマが再度統一し紅山(マルポリ)にポタラ宮を築いた。その後中国に併合され...
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山東省曲阜市は、紀元前6世紀に孔子が誕生した地である。
孔子を祀った孔廟、孔子の子孫が暮らした孔府、そして孔家代々の墓所である孔林、これらを合わせて「三孔」いう。
特に孔廟は魯の哀公が孔子の居所を改築し廟に改めたことに端を発し、中国三代宮殿建築のひとつとされている。
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794年の平安京建都から江戸時代まで日本の都として政治・経済の中心であった。
17件の構成資産には多くの国宝、重要文化財、特別名勝が含まれている。創建当時に近い姿で保存されている点においても評価対象となった。
登録国 |
日本 |
登録年 |
1994年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(ii)
, (iv)
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豊臣秀吉、池田輝政、本多忠政らの手によって整備されてきた姫路城は白鷺城とも呼ばれ、17世紀初めの日本の城郭を代表する建造物である。
外見が美しいのもさることながら、建物の配置、らせん状に巡らされた曲輪、三重の水濠には難攻不落の砦として高度な設計思想が示されている。
売却や取り壊しの危機があったものの昭和の大修理を経て、現代にその姿を残している。
登録国 |
日本 |
登録年 |
1993年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(i)
, (iv)
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カンボジア北西部、シェムリアップ。熱帯雨林に囲まれたアンコール朝の栄華を伝える遺構である。
クメール人の王朝であるアンコール朝が建造した巨大な石造りの都市遺構であり、著名なアンコールワットをはじめとした600を超える遺構が400㎢に渡り広がっている。この地で生まれたクメール美術は東南アジア全域に多大な影響をもたらしたと言われている。
内戦によって崩壊の危...
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ジャワ島中部、ジョグジャカルタ近郊にある9世紀頃建設されたヒンドゥー教及び仏教の遺構。
別名ロロ・ジョングラン(すらりとした姫の意)とも呼ばれるプランバナン寺院と、その周辺にある寺院群が登録対象。
ヒンドゥー教のシヴァ神信仰と仏教信仰の両方の寺院が一体となった独特の信仰の様子を今に伝えている。
登録国 |
インドネシア |
登録年 |
1991年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(i)
, (iv)
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バンコクの北約90km、アユタヤのチャオプラヤー川至近に位置するアユタヤ王朝の遺跡群。
ラーマーティボーディー1世により創られたタイ人の王朝であるアユタヤはインドシナ最大の都市として14世紀から400年に渡って繁栄した。かつては日本人町があったことでも知られる。
遺跡にはワット・シー・サンペット、ワット・プラ・ラム、ワット・マハタートなどの寺院跡や王宮跡が残る。
登録国 |
タイ |
登録年 |
1991年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
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ウズベキスタン、ホラズムの中心都市の一つで、オアシスの古都ヒヴァ。
17世紀前半ヒヴァ・ハン国の都となったこの街はアラル海に注ぐ河川の下流に位置し、二重の城壁に囲まれており、内城の壁をイチャン・カラ、外城の壁をディシャン・カラという。
宮殿やモスクなどが良好な保存状態で残されている。
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南インドを支配したチョーラ朝が築いたヒンドゥー教寺院群。
11世紀の初頭に作られたブリハディーシュワラ寺院や、遷都し再度作られたガンガイコンダチョーラプラムのブリハディーシュワラ寺院、12世紀後半に作られたアイラーヴァテシュヴァラ寺院が構成遺産。
1987年に最初のブリハディーシュワラ寺院が世界遺産登録され、2004年に残りの範囲が追加拡大された。
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インド中南部に位置し、7〜8世紀に多数のヒンドゥー教寺院が建てられたチャールキヤ朝第2の都市である。
登録遺産になっている寺院はほぼシヴァ神を祀ったものであり、ピラミッド形をした南部の建築様式と砲弾形をした北部の様式が混在している。
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インド西部のムンバイ湾に浮かぶエレファンタ島は、シバ神信仰の中心地とされるヒンドゥー教の石窟群が残る場所である。
7つの石窟寺院のうち「三面のシヴァ神の彫像」のある第1窟が特に有名。この石刻彫像はヒンドゥー教美術の傑作として名高い。
登録国 |
インド |
登録年 |
1987年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(i)
, (iii)
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中国北部を横断するように伸びる万里の長城は、渤海湾沿岸からゴビ砂漠まで数千キロに及ぶといわれる長大な防壁として築かれた。
その起源は春秋時代(紀元前7世紀)にさかのぼり、紀元前3世紀に秦の始皇帝が北方民族匈奴の侵入に備えてさらに西方へ延長させた。
東端は渤海沿いの山海関で、西端の嘉峪関まで至る。
現在残っている長城は殆どが明代に作られたもので...
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二つの宮殿の遺構、首都北京の故宮と、遼寧省瀋陽の故宮。
北京市のほぼ中心部に位置する明清代の宮殿でありかつて柴禁城と呼ばれていた場所は、現在故宮博物院となっている。
1982年、初めに北京の故宮が世界遺産登録され、2004年に瀋陽が追加された。