その他宗教/森林 の世界遺産
選択した項目: その他宗教/森林
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洗礼の地「ヨルダン川対岸のベタニア」(アル・マグタス)
ヨルダン、死海の北方のヨルダン川東岸に位置するベタニアは、イエスが洗礼者聖ヨハネから洗礼を受けた地として伝わる。 聖エリヤの丘として知られるテル・アル・カッラールと、聖ヨハネの教会群地区が登録範囲となっており、幾つものキリスト教宗派が正当な洗礼地であると認めその信仰によって巡礼者が多数訪れている。
登録国 ヨルダン 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ハミギタン山地野生生物保護区
フィリピン南部、ミンダナオ島のプジャダ半島のハミギタン山地に位置する、熱帯雨林から低木林までの森林がみられる保護区であり、東ミンダナオ生物多様性回廊と称される一帯に属している。 ミンダナオ島固有の動植物が数多く生息しており、標高の高い部分はカザリシロチョウの唯一の生息地となっている。
登録国 フィリピン 登録年 2014年 分類 自然遺産 登録基準 (x) -
ラニ・キ・ヴァヴ:グジャラト州パタンにある女王の階段井戸
ラニ・キ・ヴァヴ(「女王の階段井戸」の意味)はインド北西部、パタンのサラワティ川の川岸に築かれた階段井戸。 階段井戸とはインド亜大陸における独特な地下構造物及び貯水システムである。 この場所の階段井戸の利用目的は単に井戸に留まらず、水の神聖性を祀った寺院としての機能も兼ね備えており、マル・グルジャラ様式により緻密で芸術性の高い仕上がりとなっている。
登録国 インド 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
グレート・ヒマラヤ国立公園
インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州、ヒマラヤ山脈の西側部分に広がるグレート・ヒマラヤ国立公園は、2000〜6000m以上に渡る山岳地帯である。 山頂付近の氷河や万年雪からの雪解け水を水源としたいくつもの川が流れており、貴重な植生を育んでいる。 生物多様性のホットスポットでもあり、ハイイロジュケイやジャコウジカなども見られる。
登録国 インド 登録年 2014年 分類 自然遺産 登録基準 (x) -
開城の歴史的建造物と遺跡
北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国南西部の開城に位置しする、高麗王朝時代の遺跡。 高麗の旧都である開城は風水的配置の重要視された高麗王朝の王都であった。 仏教から儒教へと信仰が推移していった事実と、文化・政治・哲学及び精神的な価値を体現していた様子がうかがえる。
登録国 朝鮮民主主義人民共和国 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
富士山ー信仰の対象と芸術の源泉
標高3776mの成層火山であり、古来より信仰の対象となってきた日本の最高峰。 巡礼を通して「疑死再生」を試みるといった文化が生まれ、またそれらの信仰や畏敬の念が日本の美術にも多大なる影響をもたらし、多くの名画をはじめとした芸術作品を生み出した。 眺め拝む「遥拝」、自ら登る「登拝」といった参拝方法があり、今なお日本人の精神的支柱としての存在感を示し...
登録国 日本 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
紅河ハニ棚田群の文化的景観
雲南省紅河ハニ族イ族自治州元陽県を中心としする斜面に広がる、ハニ族が1300年に渡り作り続けて来た棚田群である。 棚田、水供給、集落、森林の4要素からなり、四つの幹線水路と数百にものぼる溝が張り巡らされている。自然崇拝に基づいたハニ族の生活が、人と自然環境の共生と調和を象徴する景観を作り上げている。
登録国 中国 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
サンガ川流域の3カ国保護地域
コンゴ盆地北西部に位置する、コンゴ共和国の「ヌアバレ=ンドキ国立公園」、カメルーンの「ロベケ国立公園」、中央アフリカ共和国の「ザンガ=ンドキ国立公園」の三つの国立公園からなる。 ムベンガやナイルワニが生息する森林・湿地帯であり、多様な生態系を育んでいる。また絶滅危惧の動植物も多数見られる。 3カ国にまたがる遺産であるが、コンゴ共和国としては...
登録国 カメルーン , 中央アフリカ共和国 , コンゴ共和国 登録年 2012年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
シリア北部の古代村落群
シリア北西部にある40ほどの村落郡であり、古代ローマ時代の多神教からビザンツのキリスト教への変遷と、各時代の農村の様子を伝える。 1世紀〜7世紀にかけて築かれ、8世紀〜10世紀の間に放棄された。 住居や多神教の寺院、教会、貯水槽、浴場などの建造物や景観の保存状態は良く、また利水技術、防塁の他ローマ式の農地計画をよく表している。
登録国 シリア 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
レユニオン島:峻峰と圏谷、その外縁
フランスの海外県でありインド洋の南西、マダガスカルから800kmほど離れた洋上に位置するレユニオン島にあるレユニオン国立公園。その中心地域が登録範囲となっており、2つの隣り合った火山を有するこの島の40%を占め、10万ha以上にも及ぶ。 亜熱帯雨林・雲霧林・常緑低木林などからなるこの美しい景観には豊富な生物の多様性がみられ、時に固有種を確認することもできる。
登録国 フランス 登録年 2010年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
登封の歴史的建築物群“天地之中”
中華思想においては、中国が宇宙の中心だと考えられている。その観点で中国の地図を見た場合嵩山一帯の登封が正に中心と看做された。故にこの地方には古くから王朝が建てられるなどした。 構成遺産として、標高1500mである嵩山麓周辺約40k㎡の範囲に8つの建造物群及び遺跡群が点在している。
登録国 中国 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
スライマン・トー聖山
キルギス共和国初の世界遺産。キルギス第二の都市であるオシ近郊に位置する山、スライマン・トー(スレイマン・トーとも。スレイマンの山の意)。預言者スライマーン(ソロモン王)にちなんで名づけられた聖山であり、フェルガナ渓谷を見おろすシルクロードの重要な交差点の近くにそびえている。 この地はイスラム教と、それ以前の宗教双方が混在しており、数千年の長きに渡って信仰...
登録国 キルギス 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ハイファ及び西ガリラヤ地方のバハーイー教聖地群
イスラエル北部のハイファと、西ガリラヤに存在するバハーイー教の聖地。 19世紀に創始された同宗教の2大聖地として両地は現在も信仰の対象となっており、毎年世界中からの巡礼者を迎え入れている。 登録対象となっているのは在宅・庭園、墓地のほか、古典様式で建設された近代建築群なども含まれている。
登録国 イスラエル 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi)