ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)

ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)について

南フランスのガール川をまたぐ紀元前19年頃に古代ローマの政治家アグリッパが建造を命じた水道橋。
古代ローマで水の供給は街作りに欠かせない要素であり、水源から約50km離れたネマウスス(ニーム)に給水するために作られた。
保存状態の良いこの水道橋は石灰岩で作られた3層のアーチを重ねたもので、高さ50m・全長275mにも及び、ローマ帝国時代の土木技術の水準の高さを雄弁に物語っている。
1985年に世界遺産登録され、2007年に範囲が拡大された。

概要

登録国 フランス
登録年 1985年
登録基準 (i)(iii)(iv)
分類 文化遺産
その他の特徴 建築 / 古代都市 / 水利・灌漑

地図

ユーザーコメント

コメントを投稿するには会員登録が必要です。

会員登録してコメントする

15件のコメント

この世界遺産に関するまとめ

  • 夏の南仏

    学生時代にアヴィニヨンで過ごしたひと夏

    2020年02月13日
  • 小さな世界遺産16選

    1000を超える世界遺産ではあるものの、一件一件の規模や内容は様々。どんなに有名な建造物でも地球規模で考えるとその登録範...

    2018年05月15日