ピレネー山脈のペルデュ山

ピレネー山脈のペルデュ山について

フランスとスペイン両国にまたがり国境にもなっているピレネー山脈。
そのほぼ中央にそびえる石灰岩の山、ペルデュ山は標高3,352mで石灰岩からなる山としてはヨーロッパ最高峰。スペイン側にはヨーロッパで最も大きく深い2つの渓谷がある。
この一帯では旧来のヨーロッパにおける農業生活様式そのままの農村、牧場、畑、牧草地などの農業景観を今でもみることができる一方で、スペイン・アイベックスやピレネーグマなどの貴重な動物が生息している。

概要

登録国 フランス , スペイン
登録年 1997年
登録基準 (iii)(iv)(v)(vii)(viii)
分類 複合遺産
その他の特徴 文化的景観 / 農業

地図

ユーザーコメント

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4件のコメント

  • 2022年09月09日 18時22分

    mayita

    2022

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  • 2022年09月09日 18時22分

    mayita

    2022

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  • 2020年01月20日 16時42分

    Layla0116

    登ってないけどいつも遠目から。旦那の実家付近。

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  • 2018年09月30日 18時29分

    ゆう

    TBS世界遺産を視聴。2018年9月30日放映。
    スペインとフランスをまたぐ雄大なピレネー山脈はヨーロッパ有数の巨大渓谷地帯。その中心地帯にそびえるのがペルデュ山。
    フランス側は絶壁でスペイン側は巨大渓谷となっている。

    フランス側:ガヴァルニーの谷という大自然の円形劇場があり、周囲を崖に囲まれそこに連なる幾つもの滝が絶景。
    スペイン側と違ってピレネー山脈を形成した原因とも言える氷河を見ることができる。
    またゴーブ湖をはじめとした幾つもの氷河湖が形成されているが、時とともに氷河湖は湿地へと変貌しつつありこれからも湖は消えていくそう。

    スペイン側:ピレネーの南側、荒々しいオルデサ渓谷やアニスクロ渓谷には滝も湖も存在しない。その理由は日当たり。これらの渓谷も氷河の侵食によって出来たが、南側の強い日差しで全て融解したという。

    ピレネー山脈の地層には、ユーラシア大陸にイベリア半島が衝突したことによりこの山脈が形成されたことを示す痕跡が残されている。

    ナポレオンはかつて「ピレネーより南はアフリカである」と言ったそうだが、人々(そして羊も)はこの山脈を越えて交流しあった。そうした人々の営み、文化的側面も評価され複合遺産となった。

    フランス側とスペイン側で全く景観が違うピレネー山脈はとても興味深かった。

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