アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群

アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群について

エジプトのナイル川上流ヌビア地方にある遺跡群であり、古代エジプト新王国時代とプトレマイオス朝時代の建築物群。
1960年に始まったアスワン・ハイダム建設によってフィラエ島イシス神殿等、ナイル川流域の地ヌビア遺跡群が水没の危機にさらされることとなった。このため1960年にユネスコが国際協力を呼びかけ、その結果アブ・シンベル神殿やフィラエ島の遺跡などの移築工事が行われることとなった。
一連のヌビア水没遺跡救済キャンペーンが世界の遺産保護の気運を高めたのは明白であり、これによって後の世界遺産条約が誕生した。そういった意味でも記念碑的な遺跡である。

アブ・シンベル神殿

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Abu Simbel
建築王と呼ばれたラメセス2世が作った神殿。
入り口には4体のラメセス2世像が建っている。神殿内部の壁にはエジプトがヒッタイトと戦ったカデシュの戦いでのラメセス2世が描かれている。
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アマダ神殿

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Amada
トトメス4世の時代に完成した。
アスワンハイダム建設により高台に移築された。
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ワディエルセブア神殿

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Wadi Sebua
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カラブシャ神殿

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Kalabsha
元々50mk程南に位置していたがアスワンハイダム建設の為に移築された。
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フィラエ神殿(アギルキア島)

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Philae (Island of Agilkia)
女神イシスを祀る神殿。
水没してしまったフィラエ島にあったがアギルギア島に移築され、以来そこがフィラエ島と呼ばれるようになった。
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古王国と中王国の墓群

Old and Middle Kingdom Tombs
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エレファンティン の街と遺跡

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Ruins of town of Elephantine
エレファンティンはナイルにある細長い島
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採石場とオベリスク

Stone quarries and obelisk
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聖シメオン修道院

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Monastery of St. Simeon
コプト教会の修道院跡
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イスラム墓地

Islamic Cemetery
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概要

登録国 エジプト
登録年 1979年
登録基準 (i)(iii)(vi)
分類 文化遺産
その他の特徴 その他宗教 / 古代都市

地図

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