奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島に登録延期を勧告

2018.05.04

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関、IUCN(国際自然保護連合)は世界遺産登録を目指している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」に対して「登録延期」を勧告しました。

固有種などの生物多様性については一定の評価をしつつも、沖縄本島北部の米軍基地を範囲内に入れるべきかなどの問題を指摘され評価としては4つのうち上から3つめの登録延期となりました。

6月〜7月にかけてバーレーンで行われる世界遺産委員会にて正式決定されますが、可能性としては極めて難しくなりました。ただし、登録延期から逆転登録となった例もあるため僅かな期待を残しているとも言えます。