(viii) 文化的景観/壁画 の世界遺産

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端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

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    チャン・アン複合景観

    ベトナム北部の紅河デルタ地帯、ニンビンに位置するチャンアンは、石灰岩からなる山や鍾乳洞が多数見られるカルスト地形である。 「陸のハロン湾」とも呼ばれ、現在のように隆起し地表に現れる前はハロン湾のように海に沈んでいた。 また数万年前から人類が居住していた痕跡を確認することも出来る。さらに古都ホアルーなどの文化的価値も認められ、東南アジアで初の複合遺産での登...

    登録国 ベトナム
    登録年 2014年 分類 複合遺産
    登録基準 (v) , (vii) , (viii)
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    パパハナウモクアケア

    パパハナウモクアケアはハワイ諸島から北西約250㎞に位置し、小さな島々と環礁群が1931㎞もの長さに連なる、広大で隔絶された海洋保護地域である。 母なる神パパハナウモクと父なる神ワケアを組み合わせた名前になっている。 人と自然が密接に関わるというハワイ先住民文化にとって、命が生まれ死後に魂が帰る場所と考えられており、現存するハワイ先住民文化の精神的な世界観や伝統...

    登録国 アメリカ合衆国
    登録年 2010年 分類 複合遺産
    登録基準 (iii) , (vi) , (viii) , (ix) , (x)
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    ピレネー山脈のペルデュ山

    フランスとスペイン両国にまたがり国境にもなっているピレネー山脈。 そのほぼ中央にそびえる石灰岩の山、ペルデュ山は標高3,352mで石灰岩からなる山としてはヨーロッパ最高峰。スペイン側にはヨーロッパで最も大きく深い2つの渓谷がある。 この一帯では旧来のヨーロッパにおける農業生活様式そのままの農村、牧場、畑、牧草地などの農業景観を今でもみることができる一方で...

    登録国 フランス , スペイン
    登録年 1997年 分類 複合遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v) , (vii) , (viii)
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    トンガリロ国立公園

    ニュージーランド北東、ウェリントンから北に約300kmの場所に広がるトンガリロ国立公園は、氷河によって作られた地形と火山地形の両方が見られる国立公園。東半球における環太平洋火山帯最南端の場所としても知られる。 また、この地域は先住民であるマオリにとって宗教的な聖地としてされており、文化的価値と自然の価値が認められ複合遺産となっている。 19世紀にマオリの...

    登録国 ニュージーランド
    登録年 1990年 分類 複合遺産
    登録基準 (vi) , (vii) , (viii)
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    ウルル-カタ・ジュタ国立公園

    オーストラリア中部のノーザン・テリトリー南部に位置する。 世界でも屈指の大きさを誇る一枚岩「ウルル(エアーズロック)」と、ドーム型の奇岩群「カタ・ジュタ(オルガ山)」周辺には先住民族アボリジニのアナング族の描いた壁画が残されている。 この土地は法廷闘争の末オーストラリア政府から先住民に返還され、現在では政府が先住民から借り受ける形で国立公園として運...

    登録国 オーストラリア
    登録年 1987年 分類 複合遺産
    登録基準 (v) , (vi) , (vii) , (viii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1526870320_Great_god_of_Sefar.jpg

    タッシリ・ナジェール

    アルジェリア南東部、サハラ砂漠中央部にある台地状の山脈に位置する。 先史時代の岩壁画遺跡が多数点在している。ワニ・牛・羊・馬などの動物の絵、舞踏や狩猟の絵、女戦士の絵など様々な場面の絵が、高さ1.2~3mのシェルター状の窪みの壁面に描かれている。地名は「川が流れる台地」の意味であるが、現在は砂漠化が進んでいる。しかしながらかつては湿潤な土地であったこと...

    登録国 アルジェリア
    登録年 1982年 分類 複合遺産
    登録基準 (i) , (iii) , (vii) , (viii)
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    タスマニア原生地域

    オーストラリア南東部に位置する島であるタスマニア島を中心とした多くの国立公園や保護区からなる地域。 タスマニア島はかつてオーストラリアと陸続きであり、ゴンドワナ大陸の一部だったと考えられている。 本土では絶滅してしまったタスマニア・デビルが生息することで知られており、その他にも多くの固有種が見られる。 また、先住民族であるタスマニア・アボリジニが

    登録国 オーストラリア
    登録年 1982年 分類 複合遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (vi) , (vii) , (viii) , (ix) , (x)
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