(iii)/(x) 壁画/氷河/滝 の世界遺産
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タカリク・アバフ国立考古公園
英名:National Archaeological Park Tak’alik Ab’aj グアテマラの太平洋沿岸に位置するタカリク・アバフは、オルメカ文明から初期マヤ文明への遷移期に重要な役割を果たした場所。この考古学的遺跡は、メキシコとエルサルバドルを結ぶ長距離貿易ルートに不可欠で、様々な文化風習が共有された。 現在は国立考古公園に指定されており、今なお先住民族がこの場所を神聖視し儀式を行っ...
登録国 グアテマラ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ジャテツとザーツホップの景観
英名:Žatec and the Landscape of Saaz Hops チェコ共和国・プラハから北西に90kmの街ジャテツは、世界中のビール生産に使用される有名なホップ品種「ザーツホップ」の栽培と取引の伝統で形成されてきた地域。 肥沃な畑、歴史的な村、中世のホップの歴史と経済の進化を示している。
登録国 チェコ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
オネガ湖と白海の岩絵群
英名:Petroglyphs of Lake Onega and the White Sea ロシア連邦西部カレリア共和国のオネガ湖と白海に残されたおよそ4,500にものぼるペトログリフ。 6〜7千年前の新石器時代に岩に刻まれたものであり、欧州では最大規模。 2021年の第44回世界遺産において、事前勧告では「情報照会」であったものの本決議にて登録となった。
登録国 ロシア 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
ライティング=オン=ストーン/アイシナイピ
英名:Writing-on-Stone / Áísínai’pi カナダとアメリカの国境辺りに位置する先住民ブラックフット族と自然が作り出した文化的景観。侵食された奇岩の柱、そして柱に施された岩絵彫刻などといった特徴的な景色と、その地に長く受け継がれてきた儀式・価値観などにいわゆる「文化的景観」が認められ登録に至った。
登録国 カナダ 登録年 2019年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
チリビケテ国立公園「ジャガーのマロカ」
英名:Chiribiquete National Park – “The Maloca of the Jaguar” コロンビアでは国内最大の保護区。 2万年以上昔の75,000点を超える岩陰遺跡や岩絵が残り狩猟の場、戦い、踊り、儀式が描かれている。 権力と豊饒の象徴であるジャガーは崇拝され、また住居跡はなくこの場所は神聖な場所だったと考えられている。
登録国 コロンビア 登録年 2018年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (ix) , (x) -
アハサー・オアシス、進化する文化的景観
サウジアラビア中部東側、ペルシャ湾から数十キロ内陸に位置する世界最大のオアシスとされており、有史以来天然の水が湧き出る場所として知られていた。 砂漠の中のオアシスながら、湧き水を活かしてコメやナツメヤシが栽培されてきた。 バーレーンで行われた第42回世界遺産委員会において、事前の「不登録」勧告から一転し逆転登録となったレアケースである。
登録国 サウジアラビア 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ロス・アレルセス国立公園
英名:Los Alerces National Park アルゼンチン西部、パタゴニアの火山地帯に位置する国立公園。 コリウエという竹のような固有種が繁茂しており、40年から70年に一度一斉に開花することでも知られている。
登録国 アルゼンチン 登録年 2017年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
左江花山のロック・アートの文化的景観
中国の南西地域の国境にある断崖に描かれた38カ所の岩絵。人を模した赤色の絵が特徴的。 紀元前5世紀〜2世紀にかけて、チワン族の祖先である駱越族が描いたものと考えられている。
登録国 中国 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
カンチェンジュンガ国立公園
カンチェンジュンガは、ネパールとインドの国境にあるシッキム・ヒマラヤの主峰であり、標高8,586m世界第3位である。また仏教の巡礼地としても名高い。 構成遺産エリアである標高1220mの亜熱帯地域から、標高8586mに至る様々な環境の中に、複数の6000m級の山や美しい氷河湖を含む。また、絶滅危惧種のユキヒョウの生息地でもある。 豊かな自然と信仰が評価され複合遺産となった。
登録国 インド 登録年 2016年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (vi) , (vii) , (x) -
エネディ山地:自然および文化的景観
チャド共和国北東部に位置するエネディ山地。 風や水の浸食によって生成された崖や渓谷が印象的な形(アーチ、きのこ形、くさび形など)になっており、独特の景観が見られる。また、住居や洞窟の表面には多数の絵や彫刻がなされている。 自然美と、この地を生きてきた人類の営みの両面が評価され「文化的景観」に指定されるとともに複合遺産として世界遺産登録された。
登録国 チャド 登録年 2016年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (vii) , (ix) -
サンガネブ海洋国立公園とドゥンゴナブ湾-ムッカワル島海洋国立公園
スーダン、沿岸部から25km程離れた紅海上に浮かぶ世界最北の環礁を含んだ国立公園。 サンゴ礁やマングローブ林、海草藻場といった多様な生態系があり、海鳥や海生哺乳類、魚類などの多様な生物が棲息している。 また、ウミガメの産卵地や世界最北のジュゴンの回遊を見ることができる。
登録国 スーダン 登録年 2016年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
ブルゴーニュのブドウ栽培の景観
フランス北東部、ブルゴーニュ地方の都市ディジョン南部にあるコート・ドゥ・ニュイとコート・ドゥ・ボーヌの斜面に、多くののクリマ(ブドウ畑の区画)が広がっている。 ブルゴーニュワインは世界的にも有名であり、この地域では現在も活気溢れるブドウ栽培の姿をみることができる。
登録国 フランス 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ
フランス北東部、シャンパーニュ地方は17〜19世紀にボトルの中で二次発酵させるスパークリングワイン(シャンパン)の生産方法が開発・確立された土地として世界的に有名。 ブドウ畑をはじめとして家屋や地下貯蔵庫等、ワインの生産から流通までを担う機能を持った周辺地域が独特な農工業景観を形成している。
登録国 フランス 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
ブルー・アンド・ジョン・クロウ山地
ジャマイカ島南東部、「ブルーマウンテン山脈」と「ジョンクロウ山脈」の2つに広がる国立公園。 生物多様性のホットスポットであり、植物は多くの種類が見られ、動物は鳥類等の固有種も多い。さらに、絶滅危惧種の生育地でもある。 また、アフリカから連れてこられた逃亡奴隷の子孫マルーンの避難場所であり、この地でコミュニティを築いた。 自然文化両面からの評価で複合...
登録国 ジャマイカ 登録年 2015年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (vi) , (x)