アフリカ/アジア 文化遺産 (ii)/(v)/(viii) の世界遺産
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アフリカ/アジア, 文化遺産, (ii)/(v)/(viii), 壁画
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英名:Ḥimā Cultural Area
サウジアラビア南西部ナジュラーン州の乾燥した山岳地帯に位置し、古代のキャラバンルート上であったヒマー文化圏には、古くは7,000年前に遡る壁画があり、動物や狩猟の様子・植物や生活が描かれている。
また、20世紀後半までの間にこの地を訪れた者などが書いたと思われるムスナド語、アラム語-ナバテア語、南アラビア語、タムディック語、ギリシャ語、...
山西省に位置する五台山は字の如く「5つの台地を持った山」という意味である。
中国国内では最も早く仏教が栄えた、文殊菩薩の聖地 とされている。
唐時代の木造建築のなかで最も高くそびえる佛光寺の東大殿には等身大の塑像があり、明時代の殊像寺の巨大な壁画は、五百羅漢像を配し、三次元で山河が描かれている。
ナミビア北西部のトゥウェイフルフォンテーン(ツウィツァウスとも)からは、先史時代の2,075もの岩刻画 が発見されている。
モチーフとしては動物や人間をはじめ、5本指のライオンや人間がライオンなどの動物に変身する姿 といった不思議な描写のものも見られる。
一帯からは新石器時代の石で出来た工芸品(ダチョウの卵で作ったビーズ など)も発見されている。...
登録国
ナミビア
登録年
2007年
分類
文化遺産
登録基準
(iii)
, (v)
イラン西部のビソトゥーンにはいくつもの時代の遺跡が順に残っている。
メソポタミアとイラン高原とを繋ぐ交易路に沿って、メディア王国、アケメネス朝、ササン朝ペルシア、イル・ハン国の遺跡が発見されている。
とりわけ貴重とされているものがビソトゥーン碑文(ベヒストゥン碑文)と呼ばれるダレリーフであり、ダレイオス1世がアケメネス朝の王位についた ことを記念した碑...
北朝鮮、平壌近郊に位置するする高句麗王国中・後期に建造された63基の古墳からなる遺産である。
日本の高松塚古墳 に影響を与えた可能性がうかがえる。
北朝鮮初の世界遺産として2004年に登録された。
インド中部、アディア・プラデーシュ州、デカン高原北部に走るビンディア山脈 の山麓に位置する。
5つの自然石の岩塊には約400の岩窟があり、そこに描かれている壁画は、中石器時代から有史時代に渡って描かれたものである。
また周囲の21の村も同時に世界遺産登録された。
登録国
インド
登録年
2003年
分類
文化遺産
登録基準
(iii)
, (v)
ジンバブエ南西部、ブラワヨの南部に巨大な奇岩が多数点在する。
花崗岩が風雨により浸食されてできたものであり、それらはロック・シェルター(岩窟)の役割を果たしている。
石器時代初期から有史初期まで人類が居住してきたこの奇岩にはサン族 の描いたとされる多数の壁画が残されている。体のバランスが不自然な人物像 などのデフォルメされたモチーフも描かれてお...
甘粛省敦煌にある莫高窟(ばっこうくつ)は仏教石窟寺院の遺跡である。
オアシス都市であった敦煌はシルクロードの中継地点 として発展した過去を持つ。
南北約1600mにわたり490もの石窟があり、そのうち約400の石窟の内部には、仏教の教えを描いた壁画や仏像が残されている。
また敦煌文書 と呼ばれる経典や資料が偶然発掘されており、当時を研究する上での貴重なドキ...
マハラーシュートラ州北部、ワゴーラー川の河岸にある断崖を500m以上に渡り断続的に掘って築かれた約30の石窟からなる古代の仏教石窟寺院群。
古くは紀元前2世紀に開窟されていたが一旦終了し、グプタ朝 最盛期の5〜7世紀に再度作られた。
洞窟の種類としては、ストゥーパを安置したチャイティヤ窟 、僧侶たちが住んでいたヴィハーラ窟 がある。
スリランカ、セイロン島中央部の平原にそびえる高さ180mのシギリヤ・ロックの頂上にある宮殿跡。
シンハラ王朝のカッサパ1世により5世紀後半に建造された。
シーギリヤ・レディ と呼ばれる女性の壁画が特に有名である。