アフリカ/アジア 文化遺産 (i)/(x) の世界遺産
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アフリカ/アジア, 文化遺産, (i)/(x), 壁画/火山/滝
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英名:Ḥimā Cultural Area
サウジアラビア南西部ナジュラーン州の乾燥した山岳地帯に位置し、古代のキャラバンルート上であったヒマー文化圏には、古くは7,000年前に遡る壁画があり、動物や狩猟の様子・植物や生活が描かれている。
また、20世紀後半までの間にこの地を訪れた者などが書いたと思われるムスナド語、アラム語-ナバテア語、南アラビア語、タムディック語、ギリシャ語、...
英名:Göbekli Tepe
トルコのアナトリア地方南東部、ティグリス川とユーフラテス川の両方の上流域近くにあるギョベクリテペは一説には人類最古の建造物が残っているとされている。
十数メートルの高さの墳丘には直径300メートルほどの範囲で石器時代(1万数千年前)にまで遡ることが出来る遺跡があり、動物などが掘られた石版等の建つ遺構が見られる。
イラン南西部、イラクにまたがるザグロス山脈の麓スシアナ平原に位置する古代都市スーサ。
紀元前4,000年頃まで遡る古来より交易上の要衝で、エラム王国やアケメネス朝ペルシアの首都として宗教・文化の中心として栄えた。
住居跡、アクロポリス、ダレイオスの宮殿などが残り、また各時代の遺跡が層を成し ている。
サウジアラビア中北部の砂漠地帯に位置するジュッバ(ジャベル・ウム・シンマン がある)とシュウェイミス(ジャバル・アル・マンジョル およびラアアトがある)に残る岩絵群。
アラビア半島周辺で最大であり最多の数を誇り、また人類の創造的才能を表現している。
この辺りはかつては湖があり水が豊富であったが、中期完新世の時代より進行した砂漠化で周辺環境や人類...
登録国
サウジアラビア
登録年
2015年
分類
文化遺産
登録基準
(i)
, (iii)
ヨルダン中部、マダバ郡に位置する3世紀〜9世紀まで(ローマ時代からビザンチン時代を経てイスラム時代初期)の遺跡。
ローマ軍の駐留地 として使われたのが街の起源とされている。
聖ステファン聖堂 には保存状態のよいモザイク画の床などが残っている。
主に吉林省と遼寧省に分布する高句麗王国の遺産群である。
中国東北部から朝鮮半島北半部にかけて、紀元前1世紀後半から紀元後668年まで栄えた高句麗王国の遺構を残す。第19代、好太王 を称えた石碑は古代日本を知る重要な史料とされている。
北朝鮮の「高句麗古墳群」とともにこちらも中国側として世界遺産登録された。
北朝鮮、平壌近郊に位置するする高句麗王国中・後期に建造された63基の古墳からなる遺産である。
日本の高松塚古墳 に影響を与えた可能性がうかがえる。
北朝鮮初の世界遺産として2004年に登録された。
イラン北西部の西アゼルバイジャン州、火山帯の渓谷に位置する主にササン朝時代に築かれたゾロアスター教の古代遺跡。タフテ・スレイマーンは「ソロモンの王座」という意味である。
遺跡は火口湖を中心に配置されており、ソロモン王がこの湖に怪物を閉じ込めたという伝説が語り継がれている。
スーダン北部、ナイル川第4急流の下流にある小山である高さ100m弱のゲベル・バルカル。この周辺、長さ約60㎞に渡って築かれた古代都市遺跡が登録範囲。
起源は古代エジプトのトトメス3世 が建設した植民都市ナパタであり、山の西側にはこの地で興ったアフリカ最古の黒人国家であるクシュ王国 メロエ時代のピラミッド群がある。
紀元前730年頃、この地のビアンキ王
ボツワナ西北の丘に位置しその岩絵の多さから「砂漠のルーブル」の異名を持つツォディロ。
カラハリ砂漠 の10㎢の範囲に4500以上の絵が残っており、これは密集度において他の遺跡と比しても特筆すべきものである。
サン族 が10万年以上に渡って描いてきたものとされている。
山西省北部、大同市の中心部から西へ約15キロの武周山南麓に位置する仏教石窟群である。
およそ40もの石窟が1kmに渡って集中し作られている。
最初期に作られた曇曜五窟 は中国芸術の古典的傑作とされる。
河南省洛陽市の南方約14キロに位置する仏教石窟群である。
同国の世界遺産「雲岡石窟」の影響が見られる。5世紀から造営が開始され、唐の時代に再び盛んとなった。
西山中央にある奉先寺洞の昆盧舎那仏の大仏が龍門の中心として考えられている。
重慶市大足県にある仏教石窟である。大足石刻の由来は「大足川」から。
唐~宗代(9~13世紀)に作られたこの石像群は、大部分は仏教の像だが道教や儒教のものもいくつか存在する。
特に宝頂山にある31mもの長さを持つ釈迦涅槃像が有名である。
韓国南東部、慶尚北道慶州市に位置する。
朝鮮半島初の統一国家となった統一新羅王朝 の金大城 が前世の父母のために石窟庵を、現世の父母のために仏国寺を建立したと伝えられる。
登録国
大韓民国
登録年
1995年
分類
文化遺産
登録基準
(i)
, (iv)
スリランカ、キャンディの北に位置し文化三角地帯の中央にあるダンブッラの、岩山中腹に作られた同国最大の石窟寺院。
80以上もの洞窟が存在し、寺院は紀元前より建設された。各洞窟には横たわる涅槃仏や多くの彫像や絵画などが残されている。
2019年の第43回世界遺産委員会において「ダンブッラの黄金寺院(英名:Golden Temple of Dambulla)」から現在の名称(英名:Rangiri Damb...
登録国
スリランカ
登録年
1991年
分類
文化遺産
登録基準
(i)
, (vi)
スコタイ(スコータイとも)は、タイ北部、タイ族がアンコール王朝を駆逐して建てた最初の王朝で、タイ初の王であるシーインタラーティット王が治めた。
遺跡には多くの仏教寺院の遺構が立ち並び、現在では歴史公園になっている(シーサッチャナーライ歴史公園や、カムペーンペット歴史公園も登録範囲)。
ワット・マハタートなどの有名な遺跡が残り、ワット・シーチュムには15mの仏...
登録国
タイ
登録年
1991年
分類
文化遺産
登録基準
(i)
, (iii)
インド西部のムンバイ湾に浮かぶエレファンタ島は、シバ神信仰の中心地とされるヒンドゥー教の石窟群が残る場所である。
7つの石窟寺院のうち「三面のシヴァ神の彫像」 のある第1窟が特に有名。この石刻彫像はヒンドゥー教美術の傑作として名高い。
登録国
インド
登録年
1987年
分類
文化遺産
登録基準
(i)
, (iii)
トルコ南東部、ネムルト山の山頂に位置するネムルト・ダーは北シリア周辺を支配していたコンマゲネ王国 のアンティオコス1世 が、死後の自分のために建てた墳墓。
現在では墓や周辺の巨大な石像はほぼすべて崩れているが、ギリシャやペルシアの神々を配置していたという事実はこの地が両者の強力な影響下にあったことを示唆している。
陝西省西安に位置する始皇帝陵は、中国を初めて統一し国家を建設した秦の始皇帝 の陵墓である。
そこには截頭方錘型 の墳丘や神殿、祭祀施設があった。
陵墓周辺から陪葬坑である兵馬俑坑が発見され、大量の兵馬俑と武器が発掘された。
甘粛省敦煌にある莫高窟(ばっこうくつ)は仏教石窟寺院の遺跡である。
オアシス都市であった敦煌はシルクロードの中継地点 として発展した過去を持つ。
南北約1600mにわたり490もの石窟があり、そのうち約400の石窟の内部には、仏教の教えを描いた壁画や仏像が残されている。
また敦煌文書 と呼ばれる経典や資料が偶然発掘されており、当時を研究する上での貴重なドキ...